トウガラシ

トウガラシ

南米原産の1年草。日本には天文11年頃渡来する。日本では1年草扱いだが、熱帯では多年草。草丈60㎝位。葉は互生し長柄で卵状披針形。花は初夏、白色で枝が生長と共に次々と咲き、実をつける。品種が多く辛味成分もまちまち。又実の形や色などが豊富なので、観賞用として花壇や鉢植えなどで楽しまれる。

学名

Capsicum annuum 

科名

ナス科

生薬名

蕃椒(バンショウ)、辣椒(ラツショウ)

利用部位

成熟果実

利用法

夏~秋に成熟果実を採集し日干しにして使用。番椒を刻み、その4倍量の45度のホワイトリカーに約30日ほど漬け、布でこし番椒チンキを患部に塗布する。

効能

殺菌作用、皮膚刺激薬、神経痛、筋肉痛

成分

アデニン、ベタイン、コリン、カプサイシン、ジヒドロカプサイシン、ホモカプサイシン、クリプトキサンチン、β-カロテン、カプサンチン、ルテイン、クリプトカプシン

お問い合わせ先

東邦大学薬学部付属
薬用植物園

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