発行日 : 2007年10月15日

個人向け 緊急地震速報『The Last 10-Second』本日開始

~ 震源地などを設定し、地震をシュミレーションする“訓練モード”のトライアルは無料 ~

~ インターネット向けサイト「地震Ch.」も緊急地震速報と連動し“速報表示機能”を追加 ~

株式会社ウェザーニューズ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)は、本日10月15日(月)から、「緊急地震速報」の個人向けサービス『The Last 10-Second』の提供を開始します。『The Last 10-Second』は、インターネット向けサイト「ウェザーニュース」内の「地震Ch.」にて提供するもので、月額315円(※1)の小額で、特別な機器を使用せず自宅のパソコン環境で利用できるサービスです。また今回「地震Ch.」では、緊急地震速報と連動し、“速報”として各地の震度が表示される機能も新たに加わります。これらサービス/機能により、さらなる個人レベルでの“防災”・“減災”の取り組みを行うことが可能となります。


※『The Last 10-Second』は、“インターネットサイト”と“携帯電話サイト”の気象有料コンテンツが使える『ウェザーニュース会員(月額315円)』内に新たに追加されたサービスで、会員は、『The Last 10-Second』の他、津波や台風などの防災コンテンツなど、約40近くのコンテンツと併せて利用することができます。

インターネット向けサイト「ウェザーニュース地震Ch.」 URL:http://weathernews.jp/quake/

緊急地震速報サービス『The Last 10-Second』(月額315円)

ウェザーニューズでは、昨年11月から事業者向けサービスを提供しており、現在、数多くの事業者の方にご利用いただいています。「緊急地震速報」は、その活用により地震被害の大幅な軽減が期待されているにも関わらず、今年10月1日から開始された個人利用に関しては、個人レベルでの利用法はまだ十分に確立されていないが現状です。ウェザーニューズでは、個人での“防災”“減災”の取り組みを拡げるため、今回、「緊急地震速報」の個人向けサービス『The Last 10-Second』を開始します。『The Last 10-Second』は、より多くの人に利用してもらうため、月額315円と小額の利用料金で、かつ、インターネットとパソコンなどの自宅で使用する環境で稼動するサービスを提供します。また、新たな試みとして、地震が発生した際の「緊急地震速報」を使った各個人の対応等を広く募り、『最後の10秒何ができるか?』をサイト上で公開していく試みも実施します。この試みは、「緊急地震速報」の個人レベルにおける利用法が十分に検討されていない現在、「緊急地震速報」でのより良い活用法を利用者と共創する試みです。


『The Last 10-Second』サービス概要

『The Last 10-Second』は初期設定した“現在位置”“震度”“マグニチュード”に合致した地震が発生した場合、パソコンのデスクトップ上に、人の声による警告音とともにポップアップ式で警告画面が立ち上がります。起ち上がった警告画面には、“現在位置”までの到達時間がカウントダウン表示されます。それと同時に、警告画面には‘震源地’の“場所”“最大震度”、‘現在位置’の“登録場所”“推定震度”が併せて表示されます。また、『The Last 10-Second』には、「訓練モード」の機能があり、仮に特定の場所を震源地に地震が発生した場合、自分の設定した地域にどのくらいの“震度”“到達時間”などが想定されるかをシミュレーションすることができます。このシミュレーションにより、実際に地震が起きた際にどのような行動をすれば良いかを家族などで訓練することが可能です。
※サービスの詳細は地震Ch. http://weathernews.jp/quake/html/urgentquake.htmlにてご確認ください。


『The Last 10-Second』システム要件

  • Windows2000またはWindows XPが搭載されたパソコン
  • インターネット常時接続(HTTPアクセスが可能なこと)
  • Internet Explorer6.0以降
  • Flash Player Plugin Version6 以降(Internet Explorerにインストールが必要)
  • スピーカー(内蔵も可)
  • 60MB以上のHD空き容量

地震ch.における震度速報表示

「地震ch.」では、緊急地震速報のサービス提供に伴い、地震発生後の各地震度の速報表示機能を追加しました。これは、従来、気象庁からの発表をもとにしたサイト上表示であったものを、今回開始する緊急地震速報を利用することで、大幅な表示時間の短縮が可能となったためです。このサービスを用いることで、震源地などを瞬時に把握することができ、各地の震度をもとに余震などの対策を取るための情報を入手することができます。

インターネット向けサイト「ウェザーニュース」について

インターネット向けに提供する気象総合サイトで、「天気予報」「注意報警報」「雨雲レーダー」などの基本的な気象コンテンツはもとより、「台風」「地震」などの防災コンテンツ、「ゴルフ」「スキースノボ」などのレジャーコンテンツ、そして、「花粉」「桜」「紅葉」などの季節コンテンツなど気象に関するあらゆる情報をこのサイト一つで入手することができます。その他、自分だけのトップ画面にパーソナライズできる機能や、自分専用に天気予報をカスタマイズすることができるコンテンツ(有料月額315円)など、気象情報を活用しより快適に生活を送ってもらうためのサービスや取り組みを、日々展開しています。

株式会社ウェザーニューズ(東証1部 <4825>)について

世界主要国 / 地域に32の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
一般個人に対しては、携帯電話、インターネット、BSデジタル放送等のメディアを通じて、個人の生活を支援する各種情報を提供。