米ユナイテッド航空、レギンスの少女たちを搭乗拒否 SNSに非難の声
米ユナイテッド航空がレギンス姿の女の子を搭乗させなかったとして、ソーシャルメディア上で批判されている。
銃規制活動に関わるシャノン・ワッツさんによると、問題は26日朝、デンバー空港で起きた。ミネアポリス行きのフライトに乗ろうとしていた少女5人について、ユナイテッド航空の地上スタッフが、レギンス姿を問題視したという。
ワッツさんは、同航空職員が10歳を含む5人の少女に対して、着替えるか、レギンスの上にワンピースか何かを着るよう「強制」したとツイート。5人のうち3人は、重ね着をすることで搭乗が認められたが、他の2人は乗ることができなかったという。
ツイッター上でワッツさんとやりとりしたユナイテッド航空側は、少女たちの搭乗券が航空職員やその扶養家族に支給される「ユナイテッド・パス」を使ったもので、その使用には一定の服装規定があるのだと説明した。
しかしワッツさんはこれに対して、「いつからユナイテッドは女性の服装を取り締まるんですか?」と反論。
ワッツさんのツイートは数千人に共有され、女優で活動家のパトリシア・アーケットさんをはじめ、大勢が「男の子にはこんな真似はしなかったのではないか」などと批判している。