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【K-PERSON】 つるの 剛士(2010年8月1日紙面掲載)

2010年8月13日

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大自然の中でロックを楽しもう

 クイズ番組などでおなじみの明るいキャラで知られるが、実は筋金入りのロック好き。11日に逗子のリビエラ逗子マリーナで、野外ロックフェスティバル「つるロックフェス2010」を主宰する。「ザ・クロマニヨンズ」や「THE BOOM」「サンボマスター」など、出演者も豪華な顔ぶれだ。

 「大自然の中で、ぼくの好きなロック、音楽をたくさんの人と一緒に楽しんでもらいたいなあ、という思いで開催させてもらったんです」と、思いを語る。

 実は、同イベントは、ラジオのパーソナリティーをしていた時代に5回開催したが、いずれも屋内だった。ようやく実現する念願の野外フェス。

 「今まで音楽を聴いたこともないような人たちを、ぜひとも会場に引っ張り出して『本当に楽しいんだよ』と分かっていただきたいと思って。毎年、夏の風物詩のようにやっていけたらなあ」と笑顔を浮かべる。親子で遊びに来られる場を目指すという。

 ロックに親しみ始めたのは、中学時代。バンドブームをきっかけに、日本のロックバンドに夢中になった。高校に入ると、友人らの影響で洋楽を聴き始め、メタルやパンクに興味を持ちだした。

 もともと家族はクラシック好きだったが、自分だけがロックに走ったという。「ジャケットのドクロ(の絵)とか、ああいうのを親に見られるのが恥ずかしくて。不良と思われるのが嫌で。ジャケットを裏にしてCDラックに入れていたりもしました」と、かつての“苦労”を振り返る。

 藤沢に住んで、はや2年。結婚前から現在の妻とたびたびデートで訪れ、「将来、住みたいね」と話していたという。狙っていた物件が空き、晴れて神奈川県民に。海がすぐ近くで、今年からサーフィンを始めた。「今の時期は海も人が多くて。早く冬になってほしいなあ」と笑いながら話す。

 住民同士のつながりが深い土地柄。子どもが病気をすると、近所のお母さんが駆けつけてくれるという。「地域ぐるみで町内を明るくしますよ、という雰囲気で。家の周りが好きなんです」と目を細めた。

★お気に入り★
 セミが好き。「あの爆発力というか、バン!と鳴いて、バン!といなくなる、あのはかなさと力強さが」と“魅力”を語る。ちなみに、セミ捕りは素手。ニイニイゼミとアブラゼミは簡単だが、ツクツクボウシは至難の業だという。以前、クイズ番組で“おバカキャラ”だったときも、セミには妙に詳しくて驚かれた。「男の子は普通に(セミが)好きだと思ってましたが、普通じゃねんだな、どうやらと」

★記者の一言★
 つるのさんといえば、4人目の子どもが生まれたばかりの今年初めに育休をとったことが記憶に新しい。「子どもは好きで、5人は欲しいんですけど」と笑う。

 家でも外でも、あまり変わりはないという。案外、厳しいパパなんじゃないですか?と問うと「切り札的存在でいようと思ってて」。目指すのは、普段は優しくて怒るときは怒る、という説得力ある父親だ。「子どもたちもぼくが怒ると怖いようで。奥さんも、たまに(子どもが)言うことを聞かないとぼくのところに電話をかけてきて。最終手段のようです」

 だが、家庭では、夫婦で仲良くすることが一番大切だという。「子どもがその背中を見て勝手に育ってくれるだろうというスタンスで」と照れたように笑った。

★経歴★
つるの・たけし
俳優、タレント、ミュージシャン。1975年、福岡県生まれ。東京都立大泉北高校卒。
97年、「ウルトラマンダイナ」のアスカ隊員役で人気俳優に。その後、ラジオ番組「BPR5000」で持ち前のマシンガントークを発揮し、バラエティーに進出。フジの「クイズ!ヘキサゴン?U」でも人気を集める。6月には、初シングル「夏のわすれもの」発売。1男3女の父。
「つるロックフェス2010」は6900円。チケットはキョードー東京電話03(3498)9999。

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