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平成20年10月21日

平成21年春 30000系車両デビュー
地下鉄 谷町線に新型車両を導入します

  大阪市交通局では、地下鉄谷町線に新型車両「30000系」(6両×1編成)を導入し、平成21年3月(予定)から運行を開始します。谷町線の新型車両導入は、平成2年に運行を開始した新20系車両以来19年ぶりとなります。

30000系車両外観画像
30000系車両 外観


  30000系車両は、御堂筋線をはじめ多くの路線で運用しています新20系車両をベースに最新の車両技術を取り入れ、より快適で便利なこれからの地下鉄車両として開発しました。
  先頭は丸みのある柔らかなデザインとし、ステンレスの光沢を活かしたスマートな車体に谷町線のラインカラーである紫色の帯を窓の下に配しました。また、車体側面には、新たに縦方向にもラインカラーの帯を配し、そのデザインの中に何両目かを表す号車番号表示を取り入れました。
  車内は、床面を下げてホームとの段差を小さくし、手すりやつり革を増やしてお年寄りや子供など背の低い方にも使いやすくするなど、より一層のバリアフリー化を進めています。また、一人あたりの座席幅を広くしたバケットシートを採用したほか、ドア上部に設置した液晶ディスプレイによる4カ国語の運行案内を行うなど、より多くのお客様に快適で便利にご利用いただける車両としました。
  今後は、現在谷町線で運行している30系車両(6両×全13編成)を順次30000系車両に置き換えていきます。



【30000系車両の主な特徴】

 

 

 

デザイン 

 先頭は曲面ガラスを採用し丸みのある柔らかなデザインとしました。

 側面はステンレスの光沢を活かしたスマートな車体に、谷町線のラインカラーである

 

紫色の帯を窓の上下に配してアクセントをつけています。また、新たに縦方向にもラインカラーの帯を配し、号車番号表示をデザインに取り入れました。

30000系車両側面画像
30000系車両 側面

 

 

 

車内 

 天井を全体に高くし、床を座席の下まで延ばすことで車内の開放感を広げました。

 蛍光灯カバーのない直接照明を採用し、車内をより明るくしました。

30000系車両車内画像
30000系車両 車内 

 縦の手すりやつり革を増やしました。また、座席付近のつり革は、標準的な高さのものと少し低いものを組み合わせて背の低いお客様にも使いやすくしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 座席はバケットシートを採用し、一人当たりの座席幅を広げました。

30000系バケットシート画像

 

 

 

 液晶ディスプレイの車内案内表示器をドア上部に設置し、日本語、英語のほか中国語、韓国・朝鮮語の案内を行います。

30000系車内案内表示器画像

 

 

 

バリアフリー

床面高さを40ミリメートル下げ、ホームとの段差を縮小しました。

ドアの開閉をチャイムとドア上部のランプの点滅で知らせます。

ドア部の床に黄ラインを入れ、乗降口を識別しやすくしました。

車いすスペースを各車に1箇所ずつ設置しました。

 

 

 

その他

 

新しい台車を採用し、乗り心地、走行安定性を向上させました。

車両連結部の通路幅を広げて緊急時の避難をしやすくしました。

LED式の行先表示器を採用しました。

VVVFインバータ制御による電力回生ブレーキを備えた省エネルギー車両です。

 

 

 

 VVVFインバータ制御

 

 

 電車を動かすモーターの電圧と周波数をきめ細かくコントロールする方式。
 加速に必要な電気を無駄なく使い、ブレーキ時には電力を第三軌条(電車線)に戻し、他の電車が使えるようにします。

 


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