家本主審に無期限割り当て停止　サッカー協会審判委

　サッカーのゼロックス・スーパー杯の鹿島−広島戦（１日、国立）が審判の判定をきっかけに荒れた問題で、日本サッカー協会審判委員会は６日、家本政明主審に対し、期限を設けずにＪリーグの主審を担当させないことを決めた。国際試合は適用外で、Ｊリーグ以外の試合を担当させながら復帰の時期を同委員会が判断する。

　松崎審判委員長は家本主審の判定そのものについてはおおむね評価したが、「いま彼がＪリーグで笛を吹くと混乱が生じる」と理由を説明し「冷却期間をおきたい」と語った。会見には家本主審も出席。「修正しなければならない部分はある。今後どうやって信頼回復をするかを考えたい」と話した。