大隅地区大手の建設会社、丸栄建設がおよそ27億円の負債を抱えて事実上倒産したことがわかりました。
民間の調査機関、東京商工リサーチの鹿児島支店によりますと、丸栄建設は資金繰りに行き詰まり20日付けの手形の決済が出来ませんでしたした。民事再生手続きを取った場合受注の見込みが立たないことなどから自力での再建を断念し、破産手続きをとることにし、21日付けで債権者に通知しました。去年の9月期には過去最高となる40億円余りの売り上げを記録しましたが、事業拡大や、最近の建設資材の値上がりなどから資金繰りが悪化していたということです。