2011-09-26

レディー・ガガ 「いじめは法律で禁じるべき」


Photo: Michael Buckner/Getty Images for Clear Channel
14歳のファンの少年が自殺したことに心を痛めたレディー・ガガが、いじめを法律で禁じるべきだと主張している。

ジェイミー・ロードマイヤー君は今年5月、同性愛者への差別に立ち向かうべく発足したプロジェクト「It Gets Better」に動画を投稿。自身も同性愛者であるために学校でいじめに遭っていることを告白しながらも、ガガに勇気付けられているのだと語っていた。

「ガガは僕をすごくハッピーにしてくれる。彼女のおかげで、これが僕の運命なんだ(I was born this way)ってわかった。僕が彼女から得たアドバイスを君にも伝えるよ。君は君でいいんだ。上を向いて、歩いて行けばいいのさ」と語ったジェイミー君は涙をこらえている様子で、どんなに嫌われても生き抜いていくことを約束していた。

だが、ジェイミー君は今月18日に自らの命を絶った。両親いわく、原因は同性愛者であることを理由にした学校でのいじめだったという。

ガガはアメリカ時間の21日、ジェイミー君の死について、「ここ数日、私は熟考し、泣き叫んでいるの。ものすごい怒りを感じているわ。残酷な行為により誰かの命が奪われるようなことがあると、愛を感じるのは難しいもの」とツイッターでつぶやいた。そして、ジェイミー君が5月に投稿した動画を掲載し、「いじめは法律で禁じるべき。憎悪犯罪だわ」と主張している。

さらにガガは、バラク・オバマ大統領と面会して、いじめ問題について話すつもりだと明かした。

「私は戦い続けるわ。いじめは終わらなければならない。私たちの世代には、いじめを終わらせるパワーがあるはず」とつぶやいたガガは、「#MakeALawForJamey(ジェイミーのために法律を作ろう)」というハッシュタグを加えた。現時点で、ガガとオバマ大統領の面会に関する詳細は不明だ。

MTV News

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