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魚さばく動画でブレイク 鮮やかな包丁さばき、軽妙な語り口 愛知の男性

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魚さばく動画でブレイク 鮮やかな包丁さばき、軽妙な語り口 愛知の男性

魚を手に動画を撮影する、「きまぐれクック」という名称の男性=愛知県南知多町 魚を手に動画を撮影する、「きまぐれクック」という名称の男性=愛知県南知多町

 鮮やかな包丁さばきと軽妙な語り口-。愛知県南知多町の男性(26)が「きまぐれクック」の名称で動画投稿サイト「ユーチューブ」に魚をさばく動画を公開し、人気を集めている。再生回数は計8千万回を超え広告収入は急増。「お金をためて居酒屋を出店したい」と、客の前で包丁を振るう夢を膨らませる。

 伊勢湾そばの家で生まれ育ち、子どもの頃から父親とよく釣りをした。魚を調理するのも食べるのも好きで、投稿された魚をさばく動画を何回、見ても飽きなかった。

 サービス業で料理の腕を磨いたが休日の少なさが不満で退職。自分でもできないだろうかと、投稿した動画で広告収入を得る「ユーチューバー」の世界に入った。

 昨年12月、自ら釣ったハマチをさばく動画を公開して以来、投稿は計約140本。アンコウの胃袋から丸のみした魚が出てきた動画は350万回も再生された。

 「天然物だと1万円はします」といった豆知識に加え、体長約40センチのシマアジを数分で刺し身にする技量の持ち主だ。サメやウツボなど一般になじみの薄い魚類も、自宅の狭い台所で華麗にさばいて食べる。

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