ライフ英語は不利? センター試験外国語 平均点8年連続で最低+(1/2ページ)(2011.2.6 22:27

  • [PR]

[ライフ]ニュース トピック:資格・試験

  • メッセ
  • 印刷

英語は不利? センター試験外国語 平均点8年連続で最低

2011.2.6 22:27 (1/2ページ)

 平成23年度の国公立大学の2次試験が今月25日、スタートする。第一関門の大学入試センター試験の「外国語」では、選択5科目中で「英語」の平均点が8年連続最低となり、トップの「韓国語」とは100点満点換算で13点以上の差があった。得点調整はなく、「英語選択者が不利」という声も出ている。

 センター試験の外国語は5つの言語から選択する方式。今年の平均点トップは韓国語で74.94点。フランス語(71.19点)▽ドイツ語(71.08点)▽中国語(67.07点)と続き、最下位が英語の61.39点。17年度には韓国語と21点の得点差が出ている。

 同じ教科の選択科目で平均点に20点以上の幅がある場合、社会や理科では15点内に収まるよう得点調整されるが、外国語ではない。

 文部科学省では「英語の選択者が圧倒的に多いため、公平な得点調整ができない」と説明する。外国語の受験者約52万人のうち、英語選択者は50万人以上。他の言語の受験者数との差があまりに大きいため、統計上、正確な得点調整は不可能という。

 事前に平均点が同程度になるように、難易度を調整することも理論上、可能だが、それも行われていない。文科省の担当者は「英語以外は、受験生のほとんどが在日外国人や留学経験者が中心。得意だから平均点が上がる」と指摘する。

関連トピックス

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital