男子学生を再逮捕=3Dプリンター銃所持容疑-愛知県警

男子学生宅から押収された3Dプリンター=7日、愛知県警名東署

 高性能爆薬「過酸化アセトン(TATP)」を製造したなどとして名古屋市緑区の大学1年の男子学生(19)が逮捕された事件で、愛知県警は7日、銃刀法違反(所持)容疑で学生を再逮捕し、名東署に捜査本部を設置した。

喜々として、取り調べに=「科学オタク」と捜査幹部-爆薬製造容疑の学生・愛知県警

 県警は学生宅から3Dプリンターと樹脂製の拳銃1丁を押収し、鑑定を進めていた。学生は容疑を認め、3Dプリンターで拳銃を作ったと認める一方、「悪いことをするつもりで作ったものではないことを信じてください」とも話しているという。
 捜査本部によると、銃弾は未発見で、拳銃も直ちに発射はできないが、手を加えれば撃てる状態になる上、鑑定の結果、殺傷能力が確認できたことから再逮捕に踏み切った。
 逮捕容疑は8月20日、自宅で拳銃1丁を違法に所持した疑い。(2018/09/07-12:57)

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