東邦銀行、1600制し2冠 佐藤が現役引退を表明
陸上の日本選手権リレー最終日は28日、横浜市の日産スタジアムで1600メートルリレーの決勝を行い、女子は東邦銀行(青木沙弥佳、渡辺真弓、千葉麻美、佐藤真有)が3分35秒90で優勝し、400メートルリレーと合わせて2冠となった。
男子も400メートルリレーを制した早大(牧野、竹下、浦野、野沢)が3分7秒08で勝った。
女子1600メートルリレーでは東邦銀行のほか、福島大(斎藤衿香、武石この実、五十嵐麻央、糸原綾)が3分43秒53で7位だった。
今年の日本選手権女子400メートルで初優勝した佐藤真有(30)=東邦銀行=はレース後、「6月の日本選手権後から(現役引退を)考えていた。全力で挑戦することができた12年間だった」と現役引退を表明した。
北海道の帯広南商高を卒業後、福島大に進学。北京五輪で日本女子として五輪史上初となる1600メートルリレーに出場、リレー種目では1964(昭和39)年の東京五輪の400メートル以来、44年ぶりの舞台を踏んだ。
(2012年10月29日 福島民友スポーツ)
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