開運!なんでも鑑定団

  • 放送日で探す
  • ジャンルから探す
  • 鑑定士から探す

2016年8月16日放送

レオナール・フジタの円形机

鑑定依頼人中安邦子さん
鑑定士 永井龍之介
ジャンル その他
本人評価額¥ 2,000,000
エピソード趣味は園芸。家の前を季節の花々で飾っており、ご近所さんから好評を得ている。お宝は父が遺したもの。父は大の骨董好きで、生前家には数えきれないほどの骨董があった。しかし父以外は誰も興味がなく邪魔だと思っていたため、没後すぐに骨董商を呼んで売り払った。今回のお宝は唯一売らずに残したもので、元々40年程前、父がフランス旅行した際に蚤の市で発見。何度か通ってようやく譲ってもらった物と聞いている。何となく気に入っていたので手放さなかったのだが、ひょっとすると珍しくて高価なものかもしれないと期待している。
シェアする

鑑定士総評

これは発見。フジタは同じものを5~6点作ったと言われている。おそらく1925年頃のパリ時代。この頃というのはフジタが最もパリを中心にヨーロッパで人気が高まった時代で、その時代に作られたものという意味での付加価値も高い。やはりポイントはテーブルの上のモチーフ。愛用していた眼鏡、万年筆、パイプ、懐中時計など非常にユニークなデザイン。こういった身近なものを絵画化した作品も数多くあるが、テーブルに使われることでより生活感が匂ってくる。眼鏡がマホガニー、パイプがカリン、万年筆がウォールナットやチーク。懐中時計やトランプはセルロイド。経年変化で変色してきているが、逆にそれが時代を感じさせる。遊び心があって見ていて楽しい。

※当番組の鑑定結果は独自の見解に基づいたものです。 ※サイトのデータは、2010年1月放送回からのものです。

同じ日に放送された他のお宝2016年8月16日

同じジャンルのお宝

鑑定依頼 観覧希望
お宝鑑定に挑戦
お宝鑑定依頼

おすすめサイト