東京モーターサイクルショー2022 展示車両紹介その① OV-43 | OVER Racing Projects 開発ブログ

東京モーターサイクルショーへご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました!

皆さまのご協力のもと、無事お楽しみいただくことが出来ました。

 

イベント後会場にて対応したスタッフは数日の自宅待機等、例年とはやはり様子の違うモーターサイクルショーでしたが誰一人体調を崩すことなく仕事に復帰してバリバリ働いてくれています!

 

今回はご来場いただけなかった方へのOVERブースの紹介を兼ねて、展示していた車両やパーツについて書いていこうかと思います♪

 

 

ということで、第一回にしてすでに大トリな気もしますが早速OV-43からご紹介します!

 

 

オリジナルフレーム/車両のOVシリーズ最新作になります。

ZX-10Rエンジン・足回りを、スチール製のトラスフレームに搭載、Z900RSタンク・シートカウルを装着しています!

 

テイストオブツクバを始めとする80年代イメージのレースをターゲットに、最新SSの性能を持った鉄フレームネイキッドでサーキットを走りたい!というワガママを叶えるバイクに出来たらいいなと思っています

 

40、41は1台限りのレーサーでしたが、43はゆくゆくはフレームキットとして販売を予定しています。

 

 

奥のゼッケン14番がOV-41、鉄フレームに油冷エンジンを搭載しています。

 

モーターサイクルショーの時はようやく形になった直後、初走行すらまだの段階でしたが、先日無事シェイクダウンを済ませ各部のアップデート&調整中です。

 

 

現在この車両はレーシングハーネス+レーシングECU+試作スリップオンマフラー、燃調や点火時期もまだ触っていない段階ですが後輪で187PSを記録していました。

先日開発したHayabusaよりもピークパワーが出ています…。スーパースポーツは伊達じゃないですね♪

 

 

コクピット周りはZ900RSタンクを始めネイキッド風味が強く、跨っていると不思議な気分になってきます笑

 

 

クロモリパイプを組み合わせて作られたメインフレームは現状純正アルミフレームより重くはなっていますが、走行の感触は上々。重量についても今回の試作車からのフィードバックにより二号機以降さらに軽量に作れそうです。

 

 

モーターサイクルショーではお姉さんと共に華々しく展示されていたOV-43ですが、今後はレーサーとしてサーキットをバリバリ走っていきます!

まずはテイストオブツクバまでにどこまで車両を煮詰められるか…、忙しくなりそうです!

 

レースを始めとしたイベントにも展示をしていきたいと思っていますので、モーターサイクルショーでは見られなかった方も是非お楽しみに!

 

 

 

 

(開発 カネダ)