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[政治]ニュース トピック:橋下大阪府政
【橋下府政ウオッチ】「つぶやきだからほっといて」知事ツイッター登録者8万人
2011.2.20 12:00
最近、スマートフォンを購入したが、不器用で使いこなせない。購入当初は、かかってきた電話に出られなかったり、別人にメールを送ってしまったりで、ストレスが募るばかり。
そんなアナログ人間の私でも、2カ月後に迫っている統一地方選の取材では、各陣営のネットを使ったさまざまなPRをフォローしなければならない。多くの候補者が、自分のホームページ(HP)やブログ、ツイッターから情報発信しているからだ。
なかでも一番、発信力があるのは橋下徹知事だろう。知事は、2月1日にツイッターをスタート。「(街頭演説などは)1日へろへろになっても、1000人の人に話せたらよい方です。それがツイッターなら今4万人以上の人にお話できるのですから、ありがたい」と書き込んでいる。今や8万人以上が知事のツイッターの受信登録者だ。
ツイッター上に書き込むことは「つぶやく」といわれるが、大阪市の平松邦夫市長に論戦を挑んだり、都構想について説明したり、メディアを痛烈批判したり…。「つぶやきだから、ほっといてくれていい」と知事は言うものの、コメントがニュースになることもあり、目が離せない。
ネット上での訴えがすべてとは思わないが、確かに一般市民が直接、知事や候補者の言葉を目にすることができるのは貴重だし、いまやネット上の「つぶやき」は、統一選の結果を左右しかねないほどの力を持ち始めたと感じている。
しかし、現状では、候補者らがツイッターやブログを選挙期間中に使うことは、公職選挙法違反だ。選挙を公正に進めるためにも、ネットと選挙の関係を整理しなければ、本番で思わぬ混乱を招いてしまうのではないか、と心配している。 (有川真理)
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