発行日 : 2011年03月23日

東日本大震災による被害4万件を記録した
『減災リポートマップ』開始のお知らせ

~ 津波被害やライフラインの途絶等、被災者が実際に経験した被害を記録 ~

3月11日、日本は国内観測史上最大の震災に見舞われました。株式会社ウェザーニューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:草開千仁)では、「ありのままの今を把握し、災害の記憶を記録する。私達が今、できる事。」を言葉に、2次災害、そして次の災害を最小限にするため、全国のサポーターの協力のもと、本災害の記録を出来るだけ多く集めています。本日開始した『減災リポートマップ』は、3月11日~16日までに寄せられた、津波被害や建物損壊、ライフラインの途絶など、被災者が実際に経験した被害の情報、約4万件を「ウェザーニュース」の「東日本大震災」特設サイトにて確認することができます。またサイトでは、本震災の研究や各防災機関の減災活動への活用、並びに個人が展開する自助・共助活動への輪を拡げるきっかけとなるよう、これまでにサポーターから送られてきた被害リポート(減災リポート)を自由にダウンロードすることができます。当社では、今後も全国から本震災に関する被害リポートを募集し、随時『減災リポートマップ』に反映していくことで、被害の実態解明に努めていきます。


『減災リポートサイト』はこちらからご覧いただけます
http://weathernews.jp/tohoku_quake2011/map/

東日本大震災による被害4万件を記録した『減災リポートマップ』

『減災リポートマップ』1

『減災リポートサイト』では、東日本大震災に関して寄せられた約4万件の被害リポートをカテゴリー別に確認することができます。カテゴリーは、津波/室内被害/建物損壊・エレベーター/火災/液状化/道路ひび割れ/交通/ライフライン停止/ライフライン復旧/ガソリンスタンド・スーパー・コンビニ/電話・メール・携帯電話/帰宅困難に分類されています。寄せられたリポートは、それぞれ地図上にプロットされており、どこでどのような被害が多く発生していたのかを確認できます。また、寄せられた被害リポートは写真と合わせて被災者が肌で感じたコメントも見ることができるため、詳細な被害状況を把握することができます。


『減災リポートマップ』2 『減災リポートマップ』3

東日本大震災支援に関する活動

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世界主要国 / 地域に29の営業拠点を持つ、世界最大の民間気象情報会社。
海、空、陸のあらゆる気象現象の世界最大規模のデータベースを有し、独自の予報により、航空、海運、流通、自治体などの各業務の問題解決情報を提供している。
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