ローマFWフランチェスコ・トッティが今月発売の新スポーツ誌『リヴィスタ・ローマ』のなかで、今季序盤に辞任したルチアーノ・スパレッティ監督や自身の将来と契約、クラウディオ・ラニエリ現監督との関係など、様々なテーマについて語った。

「最近、4つのクラブからリクエストを受けたんだ。イタリアのビッグクラブが一つ、それと国外の3クラブだよ。うれしかった。でもオレは、ローマとの契約を延長する。あとは、引退後の条件についてだけなんだ。ロゼッラ(・センシ会長)とは、一年に3回話している。新契約でオレの承認をカネで買ったなんて話は嫌気が差すよ。(ダニエレ・)デ・ロッシとの関係悪化? くだらない。オレたちが衝突したことなんてないよ」

「スパレッティはもうローマで理解し合えていなかったんだ。グループとちょっと問題があった。彼の辞任は避けられなかったんだ。ラニエリが来てからの結果を考えれば、意味はあったと言えるんじゃないかな」

「オレは怒りっぽいんだ。彼(スパレッティ)の発言はちょっと煩わしかった。彼は、オレにはハッパをかける必要があると考えている人の一人だったんだよ」

ラニエリ監督もまた、誰でもトッティのプレーを知っているとして、彼を刺激しようとしたことがある。

「そのときは気分が悪かった。でもそれから話をして、発言の意図を説明してもらったんだ。彼はただ、いつもMFにぶつかっていくのではなく、もっと相手の奥を狙ってほしいと思っていただけなんだよ」