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先代「しらせ」が天気情報ウェザーニューズ社が引き受け政府の南極地域観測統合推進本部は9日、昨年夏に退役した先代の南極観測船「しらせ」=写真=を民間の気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)に譲渡すると発表した。しらせは引受先が見つからず一度は解体処分が決まったが、環境情報の発信基地として「第二の人生」を送ることになった。 ウェザーニューズは、しらせを南極観測の歴史や意義などを紹介する施設「SHIRASE」として、よみがえらせる。船橋港(千葉県船橋市)に係留して、来年10月には利用を始める計画。首都圏のゲリラ豪雨を追跡するレーダーを設置するほか、気候変動に関する最新情報も発信する。 購入代金のほかに、改修費が10億円、維持費に年間1億円がかかる見込み。 (2009年11月10日 読売新聞)
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