さむいー!きょうさむすぎるー!!
こんな寒くて悪天候なのにもかかわらず、
本日もたくさんのお客様に来ていただきました。
長時間並ばれた方も多かったですよね。
風邪ひかないよう暖かくしてくださいね!
そんな今朝、
残念ながらオロシザメとユメナマコの死亡が確認されました。
オロシザメは
11日(土)に搬入されて、2週間経っていました。
全長630㎜♀個体。
見比べてもお腹の大きさが違いますよね。
中に、卵?赤ちゃん?がいるだろうと思っていました。
実際どうだったのでしょうか。
解剖してみました。
※閲覧注意!
解剖写真多数
硬い硬いおろし金のようなサメ肌を
ハサミでじょきじょき切っていきます。
中は…
大きな肝臓!
のみ!
体重3,000gにして肝臓だけで800g
お、大きい…
浮力を調整しているとはいえ、この大きさ。
内臓のほとんどが肝臓でした。
この状態で妊娠したらどんだけお腹大きくなるのでしょうか…
そして、胃や腸を確認しましたが、何も入ってませんでした。
腸内にはらせん弁はありませんでした。
くち。
意外と?口は小さいですね、
この口で、何を食べているんだろう…
そして歯は、骨格を取り出し標本作成に入っております。
途中ですがこんな感じ。
上と下とで、歯の形状が異なります。
もう少し肉をとって、乾燥させます。
皮も貴重なので、取り出し乾燥させる予定です。
何らかの形で皆様の目に触れるよう準備を進めていきますね。
なんだか、また謎が深まった気がします。
オロシザメさん、ありがとう。