岩手県花巻市の藤原忠雅副市長が、県による緊急事態宣言で自粛が呼びかけられていたさなか、同居していない家族ら13人で会食していたことが明らかになった。
花巻市によると、藤原忠雅副市長は8月13日、同居していない自身の子どもや孫など合計13人で市内の飲食店で会食をしていた。
その会食前日の12日には、県が新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、独自の緊急事態宣言を出し、同居家族以外との会食や墓参りなどは控えるよう呼びかけていた。
今回の会食は、見かけた市民が市に連絡し発覚したもので、上田東一市長が17日、藤原副市長に厳重注意したという。
上田市長は「二度とないように取り組んでいく。市民の皆様に心からお詫びします」とコメントしている。