三遊亭円楽、出家していた!一足早く「円生」を“襲名”

2016年12月13日12時23分  スポーツ報知
  • 出家したことを明かした三遊亭円楽

 落語家・三遊亭円楽(66)が出家していたことが13日、分かった。スポーツ報知の取材に円楽は「得度? うん、出家ね。いつだったけな? 3月かな」と明かした。

 円楽によると、師匠の先代の5代目・円楽のつながりで群馬・前橋の曹洞宗・釈迦尊寺と交流ができ、約30年前に自身の墓を建立したという。「俺、次男だから(自分の家の)墓に入れないから」と説明。その後、同寺の住職から「出家しないか」との誘いを受けて応じたという。

 理由については「(出家することが)邪魔にならないということ。今まで自分は流れに逆らわないで生きてきたから。その流れで」という。学生時代に師匠の5代目のかばん持ちを始め、師匠にスカウトされて落語家となり、円楽襲名も師匠からの打診を受けて受諾していた。

 僧名は「楽峰圓生(らくほうえんしょう)」で、円楽は「だから名前はもう“円生”なんだ」と仏道では、大師匠でもある大名跡・三遊亭円生の名前を“襲名”した形になっていることを明かし、ニンマリと笑った。

 出家してからの日常の変化については「ないね。でも手を合わす気持ちがあると、やさしくなるの。仏壇に手を合わせるとね。これから(住職に)教わっていろいろとやっていきたい」と話した。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
芸能
今日のスポーツ報知(東京版)