北海道新聞帯広支社
Hokkaido shimbun press Obihiro branch
トップへ戻る
道新文化センター
食・遊・人
週刊グルメ
おうちレシピ
美味彩々
とかちのレシピ
フィッシング
わたしの十勝
コラム
エッセー教室
報道部だより
ばんえい十勝
ビバ!BANBA
ばんえい新時代
馬の日々
連載企画
特集
言葉ファイル
企画
帯広十勝に関わりの深い連載記事をご覧いただけます
支社・支局紹介
紙面・サービスあれこれ
支社主催イベント
道新情報プラザ
新聞購読申込
ご意見ボックス
帯広リンク集
当サイトについて
 
お天気
 
〒080-8655
帯広市西4条南9丁目1
報道

TEL 0155-24-2151
FAX 0155-24-6836

販売 TEL 0155-24-2155
広告 TEL 0155-24-2153
事業 TEL 0155-24-2154
受付 TEL 0155-24-2262
 
北海道新聞
北海道新聞旭川支社

ビバ!BANBA:ばんえい十勝
厩舎探検(上)騎手ら300人暮らす村
2007/06/22
写真
手前の茶色の屋根が厩舎=本社ヘリから、鈴木英乙撮影

  写真
 
厩舎前に並ぶ馬

 上空から帯広競馬場周辺を眺めると、茶色の屋根の建物が整然と並ぶ一画がある。ばん馬はもちろん、騎手らの生活空間にもなっている通称「厩舎村」。道路に面した“入り口”に警備員が立つ、関係者以外立ち入り禁止のこのエリアを、2回にわたって紹介する。

  厩舎村の面積は、競馬場全体の約7分の1を占める5万9063平方メートル。札幌ドームほぼ1個分の広さだ。

  エリア内には31棟の厩舎があり、調教師、騎手、厩務員、その家族ら約300人が暮らしている。また732の馬房では、900頭以上の登録馬のうち、650頭が飼育されている。

  レース開催中は公正を期す目的で関係者の外出を制限。このため食料品のほか、酒類や雑誌など、一通りの生活用品をそろえた売店を設けている。しかし最近は、近隣のスーパーマーケットで買いだめする人が増えているという。

  専用の食堂もある。メニューは丼物や定食を中心に約30種類と豊富。値段は800円前後で、店を営んで12年目の佐藤三男店主は「朝の調教後、料理をしない若い人たちを中心に込みますね」と話す。

  また、ばんえい競馬をテーマにした映画「雪に願うこと」で有名になった、朝夕利用できる共同浴場もある。

メーンレース紹介好走必至カネサブラック

◇23日(土)
▽ムーンライト特別(3歳以上700万下) 今季2勝を挙げているアローコマンダーが軸となりそう。相手筆頭は4歳ながら差し脚堅実なホクショウダイヤ。今季はいずれも5着以内のタカラボーイが続く。ヤマノミントはそろそろ人気に応えたいところだ。

◇24日(日)
▽第38回旭川記念(BG3) 昨年度までの旭王冠賞から名称を変更した重賞レース。1戦級の古馬が顔をそろえたが、5歳馬カネサブラックの重賞連覇に期待したい。今季は4走して1着1回、2着2回と大崩れしていないのが魅力。ここはハンディ頭になるが好走必至だ。前走で最後までしっかり粘ったスーパークリントンは重馬場となるようなら今回も要注意だ。実績に勝るミサイルテンリュウとトモエパワーの巻き返しに期待する一方、今季初戦となるフクイズミにも注目。

◇25日(月)
▽せせらぎ特別(3歳以上360万下) 徐々に調子を上げてきたコトブキライアンが連勝を狙う。勢いのある4歳馬からはメダマに期待。

うまナビ
ペルシュロン

ばん馬の品種(上)

 ばん馬は農耕馬の「ドサンコ」などに外国馬を掛けて生まれました。そのルーツを、3回シリーズで紹介します。

  初回は、18世紀から軍用や馬車に用いられた仏・ぺルシュ地域原産の「ペルシュロン」=写真=です。軍用のほか開拓に役立つ馬を増産するため、種牡馬として1910年に輸入されたのが「イレネー号」です。

  性格は穏やか。筋肉質で背中や腰が強く、重馬場で力を発揮するタイプ。現在も、ばん馬生産に欠くことのできない品種の一つです。また新馬の時よりも、古馬になってから活躍する大器晩成型が多いのも特長。

  第39回ばんえい記念を制した「トモエパワー」は、父方の祖父が純血の「二世ロッシーニ」、母方もペル系(ペルシュロンの血が75%以上)の祖父と、同種の「力強さ」が良く出た1頭です。

うまナビ
幸運のぬいぐるみ

幸運のぬいぐるみ

 ナイター開催に合わせ土・日・祝日限定で競馬場売店で販売されている「ばんえい十勝観戦BOX」(700円)。十勝産小麦を使用したベーグルサンドイッチやにんじんクレープなど地元産にこだわった素材を使っていて、早くも好評だ。

  また同BOXならではのお楽しみとして、レース予想瓦版やぬいぐるみ当たり券=写真=が同封されているのも特徴。ぬいぐるみの当たり券は毎日1枚だけ。それだけに幸運を呼ぶ豚のマスコットとして人気になりそうだ。

騎手memo 折口秀行騎手

「今はただ頑張るだけです。ナイトレースも始まり、多くの人にビールを飲んで楽しんでもらいたい」

◇田上厩舎所属。空知管内栗山町出身。血液型O型。35歳。妻と長女(5歳)の3人家族。

折口秀行騎手
次の記事へ 前の記事へ
北海道新聞社ページへ
戻る