記者

岩田 明子

岩田 明子・いわた あきこ

1996年入局
報道局取材センター(政治)所属

現在までの経歴

1996〜岡山局で警察や検察等を担当、2000〜政治部で官邸や自民党を担当

学生時代に打ち込んだこと、NHKの志望動機

テニスサークルで汗を流し、政治や法律の勉強会に参加。社会正義の実現に少しでもかかわることのできる仕事がしたいと思い、記者を志望しました。全国津々浦々にネットワークを持つNHKなら、国民の知る権利に十分に応えることができるのではないかと考え、入局を決めました。

初任地での思い出

「夜討ち、朝駆け」の毎日で、事件や事故の現場を走り回りました。なかでも忘れられないのが、高校生が母親を金属バットで殴殺、自転車で東北地方まで逃走した事件。少年の気持ちや事件の背景に迫ろうと、必死で取材し、特ダネにつなげました。取材一色の生活でしたが、風光明媚な後楽園や白桃などの名産品は生活に彩りを与えてくれました。取材でお世話になった人たちとの思い出は、一生の宝物です。

現在の仕事、そのやりがい

官邸クラブで安倍官房長官を担当、官房副長官だった3年前から安倍氏の番記者を務めてきました。安倍氏が拉致問題に取り組み、曽我ひとみさんや蓮池・地村夫妻を訪問した際、佐渡島や小浜まで同行したことは、鮮明に記憶に残っています。次は「ポスト小泉」、ダイナミックな政治の動きを追いかけることは、歴史の1ページをめくるような躍動感があり、日々やりがいを感じています。

自分にとって、NHKの魅力、仕事の魅力とは

自分が見つけなければ、永久に光のあたることがなかったであろうニュースを発掘したとき、また、歴史が動く瞬間を独自にキャッチしたときは、何ものにもかえ難い喜びがあります。選挙や災害の報道を分厚く放送するNHKで仕事をすることは、人々の暮らしに直接役立つことができるという実感を得ることができます。

みなさんへのメッセージ 〜こんな人にこの仕事を目指してほしい〜

岩田 明子 記者の仕事はさまざまな事件や多くの人々と出会う機会があり、新たな発見がある一方、世の中の「声なき声」を拾う役割もあります。
好奇心が旺盛な人、社会正義実現にかかわっていきたい人、
ぜひ、記者を目指してみませんか。
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