公開日:平成27年2月25日
最終更新日:平成27年9月30日
区では、高島平地域の将来的なまちの課題を予測しつつ、持続的発展を可能とする都市再生モデルとなる『高島平地域グランドデザイン(以下、「グランドデザイン」という。)』の策定を進めており、今回、「高島平地域 分析報告書(平成26年9月)」及び「高島平地域グランドデザイン検討状況の中間報告(平成26年11月)」を踏まえ、基本的な考え方をまとめた素案を作成しました。
※下記関連リンクより、「分析報告書」と「検討状況の中間報告」が参照できます。
高島平地域は、戦後復興の歩みに合わせて都心への人口流入による住宅不足解消の受け皿として、昭和40年代後半から50年代前半にかけて、一時に都市が誕生しました。当時は、にぎわいと活力にあふれていましたが、約40数年が経過するなかで、公共施設をはじめ、道路や鉄道などの基盤施設が老朽化し、区の平均を上回るスピードで生産年齢人口の減少 と急速な少子高齢化が進行しています。そうした中、様々な課題が噴出し、将来的にも新たな問題発生への不安が増している状況です。
区では、いたばし未来創造プラン(平成25年1月策定)(以下、「未来創造プラン」という。)に掲げる二つの都市像である 『魅力創造発信都市』 と 『安心安全環境都市』 の実現に向け、誰もが訪れてみたい、住みたい、住み続けたいと共感し、実際の行動(行動変容)につながる都市再生モデルとなる『高島平地域グランドデザイン』を策定し、平成28年度を初年度とする区の次期基本計画に反映するをめざしています。
原則として、高島平一丁目~九丁目(約314ha)を対象範囲としますが、都市再生の方向性を考えるにあたり、必要に応じて、高島平地域の隣接地域の施設も対象としています。
素案のポイントについては、担当職員(大島主任)が解説する、こちらのリンクページ(「早わかり高島平地域グランドデザイン!!」)をご参照ください。
※グランドデザイン素案の各章は、下記目次の項目または、添付ファイルからも別途閲覧出来ます。
第一部 第1章 |
策定にあたって
1 策定背景と目的 2 位置づけ 3 策定対象範囲 |
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第一部 第2章 |
高島平地域の現況と特徴
1 沿革 2 現況 3 特徴 |
第一部 第3章 |
グランドデザインについて
1 戦略的視点 2 高島平地域の将来像『(仮)願いに応えるまち 高島平』 3 将来像の実現のための4つのキーワード(テーマ) 4 一体的なマネジメントによる推進 |
第一部 第4章 |
4つのキーワード(テーマ)の基本方針
1 にぎわい 2 ウェルフェア 3 スマートエネルギー 4 防災 |
第一部 第5章 |
整備方針
1 交流核(高島平駅周辺) 2 生活核(鉄道駅周辺) 3 都市軸(プロムナードの整備) 4 交通ネットワーク(自動車交通網・鉄道網など) 5 個別エリア(町丁目) 6 施設(ハード)整備に関する展開 7 整備方針に係るタイムスケジュール |
第一部 第6章 | TDC(高島平デザインセンター) |
第一部 第7章 | 評価指標と目標の設定 |
第二部 第1章 | 再整備地区の現状 |
第二部 第2章 | 民間活力の導入手法の整理 |
第二部 第3章 | 民間事業者へのヒアリング調査 |
第二部 第4章 | 再整備地区の活用方針・展開・基本計画 |
第二部 第5章 | 公共施設(公共サービス)として必要な機能の導入 |
その他 |
1 検討体制
2 検討経過 3 「素案」に関する説明会・意見集約スケジュール(予定) |
実施時期 | 実施内容 |
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平成27年3月28日 | 『広報いたばし』掲載 |
平成27年3月27日~5月15日(50日間) | パブリックコメント |
平成27年4月13日~5月20日 | 地域住民等アンケート調査(全戸配布) |
平成27年5月9日・10日 | 住民説明会(高島平区民館 ホール) |
平成27年6月上旬 | タウンモニター、eモニターのアンケート調査 |
別途、エリアごとでのミニ座談会や現地見学会を含む意見交換会などの実施を数回検討しています。更に、区内大学等の学生インタビューや地域連携研究協定における大東文化大学との共同研究における研究提言なども参考とします。
〒173-8501 東京都板橋区板橋二丁目66番1号
都市整備部 高島平グランドデザイン担当課
電話番号:03-3579-2183 FAX番号:03-3579-5437