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重イオンビーム |
原子から電子をはぎ取って作られたイオンのなかで、ヘリウムイオンより重いイオンを重イオンと呼ぶ。これを、加速器を用いて高速に加速したものが重イオンビーム。 |
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※2 |
極低線量照射 |
線量とは、物質が受けた放射線の量を表す。物質1kgあたり1J(ジュール)の放射線を吸収した際の吸収線量を1Gy(グレイ)とする。従来のX線やガンマ線照射では、半分の個体が枯死する半致死線量で変異を選抜していた。重イオンビームでは1粒子が持っているエネルギーが大きいため、ほとんどの個体が生存する数Gy程度の極低線量照射でも充分変異選抜ができる。 |
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※3 |
御衣黄(ぎょいこう) |
黄色と緑色が混じっている八重の花をつける。サクラ属サトザクラ種の栽培品種。開花時期はソメイヨシノより遅めの4月中旬から下旬。名前の由来は、衣服の萌黄色に近いためとされている。 |
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※4 |
仁科蔵王 |
“仁科”は理研加速器の父である仁科芳雄に、“蔵王”は山形で育種したものであることに由来する。理研の野依良治理事長が命名した。 |
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※5 |
穂木 |
穂木とは、接ぎ木のために採取した枝部分。養水分の供給能力のある台木に接ぐので、旺盛に生育し、挿し木苗に比べて開花が早められる。 |
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※6 |
鬱金桜(うこんざくら) |
花弁に葉緑体を持ち、淡黄色の花を咲かせる。花弁数が15〜20枚で大輪の八重。オオシマザクラ系サトザクラの栽培品種。開花時期はソメイヨシノより遅い。名前の由来は、ウコンの根の染料である鬱金色の花をつけることにある。 |