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 富山県内の特別支援学校の児童生徒らによる作品を集めた企画展「みんなが主役!ダイバーシティな展覧会」が、富山市中央通り2丁目の美術館「ギャルリ・ミレー」で開かれている。学校での思い出や抱負を記した作文、色鮮やかな絵画など個性豊かな作品が並ぶ。2月28日まで。

 作品は、FMとやまで放送中の「室井滋のしげちゃん☆おはなしラジオ」の企画で募ったもの。これまでは番組にちなんだ作文や絵を中心に募集していたが、新型コロナによる休校の影響もあり、今回はテーマを広げた。

 作品は9校の計73人から寄せられ、家族や先生への感謝、コロナ終息への願いをつづった作文、郷土力士・朝乃山関の写真と家族の似顔絵を並べて家庭で応援する様子を描いた作品など、発想の妙や温かみを感じるものばかりだ。

 事務局長の滝川真由美さんは「一人ひとりが芸術家。暗い部分に目を向けがちな今、作品を見ると明るい部分にも目を向けようと思える。多くの人に見てもらえれば」と話している。

 午前10時~午後5時。月曜と2月12、24日休館。入館料は一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料。(竹田和博)

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