次期都知事選、来年7・5投開票 小池氏任期満了で

定例会見に臨む小池都知事(撮影・中山知子)

東京都選挙管理委員会は13日の定例会で、来年夏の任期満了に伴う次期都知事選を6月18日告示、7月5日投開票とする日程を決定した。現時点での立候補表明者はおらず、7月24日に開幕を控えた東京五輪の「開催都市の顔」を巡って各党の候補選定の動きが加速しそうだ。

現職の小池百合子知事は来年7月30日で任期満了となる。公選法は任期満了前の30日以内に選挙を行うと規定。五輪への影響を最小にするため、条件を満たす最も早い日程で調整が進められていた。

小池氏は再選への意向を明らかにしていないが、周辺の関係者には出馬を確実視する見方が強い。都議会で対立する自民党都連は独自候補の擁立を模索している。(共同)