川口市・首都高:赤山歴史自然公園とPAの一体整備で合意 /埼玉

毎日新聞 2012年03月27日 地方版

 川口市は26日、首都高速道路(東京都千代田区)との間で、「(仮称)赤山歴史自然公園」と隣接する首都高速道路「川口パーキングエリア」を一体整備することで合意したと発表した。同市によると、こうした一体開発は首都高としては初の事業としている。

 同パーキングの年間利用は100万台で、近い将来200万台を目指す。公園施設へ車や徒歩で移動できるよう駐車場を拡充したり通路を整備するという。パーキングの施設面積も3倍近く広げ、飲食店や土産物店の拡充などを図る。

 赤山歴史自然公園は同市赤山と新井宿にまたがる敷地面積8・9ヘクタールに水辺や湿地を生かした「自然体験ゾーン」や庭園を配した「地域振興ゾーン」などを来年度から整備する計画。周辺は市立グリーンセンターなどの観光施設のほか、植木や盆栽業者などが集まる植木産業の拠点で、岡村幸四郎市長は「パーキング利用者に苗木などを買ってもらえれば」と期待を寄せている。【鴇沢哲雄】

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