林遣都が一人三役の3密回避ドラマ『世界は3で出来ている』がギャラクシー賞「テレビ部門大賞」を受賞

ドラマ
2021年06月02日

『世界は3で出来ている』

フジテレビ系で昨年6月にソーシャルディスタンスドラマとして放送された『世界は3で出来ている』が、第58回(2020年度)ギャラクシー賞でテレビ部門大賞を受賞した。

『世界は3で出来ている』は、緊急事態宣言解除後、コロナ禍の状況下で“新しい生活様式”“ソーシャルディスタンスを守った上での撮影”を考慮し企画されたドラマ。脚本は、連続テレビ小説『スカーレット』(2019~2020年/NHK)、『#リモラブ~普通の恋は邪道~』(2020年/日本テレビ)の水橋文美江、監督は『教場II』を演出した中江功が担当。そして主演であり、唯一の出演者の林遣都が、一卵性三つ子役=一人三役を熱演し、話題となった。

フジテレビの番組がギャラクシー賞の大賞を受賞するのは、第27回(1989年度)のサントリードラマスペシャル『失われた時の流れを』以来31年ぶりとなる。また、プロデュース・演出を手掛けた中江は、第44回(2006年度)に『Dr.コトー診療所』シリーズ制作チームで特別賞を受賞している。

プロデュース・演出 中江功(フジテレビ第一制作部)コメント

「まさかの大賞にただただ驚いております。第一回目の緊急事態宣言の頃に勢いで作った作品です。不自由な中でも、新しいモノが作れると信じた脚本の水橋文美江さんと林遣都さんの力がすごいパワーとなって伝わったと思っております。ありがとうございます」

<あらすじ>
望月勇人(林遣都)、商事会社勤務、29歳。子供の頃から明るくお調子者で、全てノリで生きてきた。今の会社も亡き父のコネで入ったのだが、入社してはや7年。さすがに仕事はノリやコネだけでは乗り切れず、すっかり落ちこぼれのサラリーマン。自他ともに認めるポンコツ。会社を辞めたいとすら思っていたところに今回の緊急事態宣言。テレワークやオンライン会議という仕事環境が一変したこの3か月で勇人はいったいどうなったのか…。宣言が解除されたある日、勇人を案じていた兄・泰斗(林)と弟・三雄(林)が勇人の元にやってくる。

『世界は3で出来ている』
フジテレビ系
2020年6月11日(木)後11時~11時40分

<出演者>
林遣都

<スタッフ>
脚本:水橋文美江
プロデュース・演出:中江功
プロデュース:宋ハナ
制作著作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/sekai3

この記事の写真