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STU48“2種合体”MV公開 センターは不動の瀧野由美子 2期生ver.は立仙百佳に

 瀬戸内7県を拠点に活動するアイドルグループ・STU48の5thシングル「思い出せる恋をしよう」(9月2日発売)のミュージックビデオ(MV)が23日、YouTubeで公開された。

広島で撮影されたSTU48の5thシングル「思い出せる恋をしよう」MV(C)STU/KING RECORDS

広島で撮影されたSTU48の5thシングル「思い出せる恋をしよう」MV(C)STU/KING RECORDS

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 表題曲は、「1期生・ドラフト3期生」歌唱ver.と、昨年12月にお披露目された「2期研究生」歌唱ver.があり、それぞれMVを制作。この日公開されたのは、双方を“合体”させた「Mix ver.」(CD未収録)で、1期生・ドラフト3期生歌唱ver.は「現在」、2期研究生歌唱ver.は「過去」、Mix ver.では「現在」の主人公が甘酸っぱい「過去」の青春を思い返すストーリーとなっている。

 それぞれのメインキャストは1期生の瀧野由美子(22)と、2期研究生の立仙百佳(りっせん・ももか、15)。このMV解禁をもってセンター発表となり、瀧野はデビュー曲から5作連続。AKB48チーム8の立仙愛理(21、高知県代表)の妹でもある立仙百佳は初のセンターに抜てきされた。

 ドラマシーンの舞台となったのは、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている広島県呉市豊町の“御手洗町並み保存地区”。江戸時代から昭和初期の町並みが今でも残るノスタルジックな風景が、作品に深みを与えている。

 世界的ダンサー・辻本知彦氏が手がけたダンスシーンは、1期生とドラフト3期生が雨あがりの呉港をバックに可憐に踊り、2期研究生は御手洗の歴史の見える丘公園で初夏の太陽を浴びながら初々しく踊った。

 監督を務めた森田亮氏は「純粋な『現在』と『過去』の話が、思いもよらず激変してしまった社会状況の中で、『失われたもの』『変わらずにいるもの』その両方に思いを馳せられるような一服の清涼剤になるのでは」とし、「なによりも、ダンスシーンでは純粋に一生懸命踊る彼女たち全員の表情に本当に心を打たれます。ぜひ、全タイプのMVをご覧いただいて、彼女たちのキラキラ輝く姿を見ていただければ」とアピールした。

■STU48 5thシングル「思い出せる恋をしよう」コメント

▼1期生・ドラフト3期生歌唱ver.センター・瀧野由美子
前作のリリースから約半年がたちましたが、このタイミングで5thシングルが発売できること、ミュージックビデオを撮影できたことにとても感謝しています。

今回のシングルは全員選抜、そして“1期生・ドラフト3期生ver.”、そして”2期研究生ver.”の2つのバージョンがある楽曲です。

ミュージックビデオのストーリーは2期研究生たちが演じたその後を、私たち1期生・ドラフト3期生が描いています。どちらもどこか懐かしく感じるストーリーで、単体でみても楽しいのですが、2つ合わせて見るとまた違ったもう1つのストーリーが見えるのではないかなと思います。

ダンスは今回も辻本知彦さんに振付をしていただきました。辻本さんの振付は今回で3作目で、毎回様々な表現を考えていただいているのですが、今回は明るい曲調のせいか、踊っていてとても「楽しい!」振付でした。

ドラマシーンは広島県の御手洗で撮影しましたが、昔ながらの町並みやドローンの空撮など注目して見ていただきたいです。皆さんの生活が落ち着いたとき、このきれいな懐かしい景色を見に是非、せとうちに遊びに来てほしいです! 変わりゆく世界の中で、ずっと変わらない町並み。STU48は進化し続けるとともに、皆さんの中の変わらない大切な存在になれるように、これからも頑張っていきたいと思います。

▼2期研究生歌唱ver.センター・立仙百佳
2期研究生の曲のセンターに選ばれて、初めてのミュージックビデオの撮影を知った際は、嬉しい気持ちと同時に私に務まるのかなと少し不安な気持ちにもなりました。私は加入したばかりで、演技をすることも初めてでしたが、主人公の気持ちを想像したり、監督にアドバイスしていただいたことを表現できるように頑張りました!

振付がなかなか覚えられず、家で自主練もしましたが、現場で指導されたことがすぐできるか自信が無かったのですが、辻本さんの「ダンスや表現などを楽しむ」という指導のおかげで自然に笑顔になれました。振付も元気さと可愛いさがあって、この曲にピッタリです!

そしてダンスシーンを撮影した場所は御手洗の「歴史の見える丘公園」というところでドローンを使って瀬戸内の綺麗な景色を見ることができる場所で、全員で楽しく撮影することができました。みんなで協力して踊りを揃えて、元気いっぱいに踊っているので注目して見てみてください!

▼「思い出せる恋をしよう」MV監督 森田亮氏
「同じ曲で2つMVをつくりたい」というテーマをいただいて、悩んだ末考えたのが、同じ恋の話を「現在」と「過去」で語ろう、ということ。大都会から少し離れて瀬戸内で素朴に育つSTU48のメンバーの、これまた現代から切り離されたかのような、素朴な昔の街並みが残る御手洗の街で起こる、気恥ずかしいほどに純情な恋の話。

MVを見た人にとって、そういった真っ直ぐで純粋な「現在」と「過去」の話が、思いもよらず激変してしまった社会状況の中で、「失われたもの」「変わらずにいるもの」その両方に思いを馳せられるような一服の清涼剤になるのではと思いました。

また、なによりも、ダンスシーンでは純粋に一生懸命踊る彼女たち全員の表情に本当に心を打たれます。ぜひ、全タイプのMVをご覧いただいて、彼女たちのキラキラ輝く姿を見ていただければと思います。

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