河井夫妻の買収事件、広島市議が辞職願 「起訴相当」後で7人目

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 2019年の参院選をめぐる買収事件で、河井克行元法相=実刑確定=から現金を受け取った木戸経康(つねやす)・広島市議(66)が17日、辞職願を議長に提出した。18日の市議会本会議で辞職が許可される見通し。1月28日の検察審査会の議決公表後に辞職を決めた広島の地方議員は計7人となった。

 木戸氏は「世間を騒がせ、議会を混乱させる状況を招き、大変申し訳なく思っております」とのコメントを発表した。検察審査会の議決について「市民から選ばれた方々による議決で、大変重い」とした。

 木戸氏は自民党所属で現在2期目。河井氏から現金30万円を受け取った。公職選挙法違反(被買収)の罪で不起訴になったが、東京第六検察審査会が木戸氏を含む現職議員26人を「起訴相当」と議決していた。

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