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自分で作った“辺野古反対”の世論 踊る首相に嘲笑   (2/2ページ)

2010.5.23 20:39
このニュースのトピックス安全保障
米軍普天間飛行場の移設問題で仲井真弘多沖縄県知事(右端)と会談する鳩山首相=23日午前、沖縄県庁(代表撮影)米軍普天間飛行場の移設問題で仲井真弘多沖縄県知事(右端)と会談する鳩山首相=23日午前、沖縄県庁(代表撮影)

 辺野古住民で組織する辺野古区行政委員会は21日、環境影響評価(アセスメント)の枠内で移設場所を決定した場合、条件付きで容認することを全会一致で決議した。決議は地元紙などでも報じられたが、住民の一人は「住民の9割以上は受け入れることを容認していた。そうした思いがほとんど報道されなかっただけ。民主党政権も反対派の声ばかり聞き、移設後、実際に米軍と付き合っていくわれわれの声を聞こうともしなかった」という。

 一方、ある財界関係者も「鳩山政権は最初から全く知恵も戦略もなかった」とした後、こう続けた。

 「首相は負担軽減というが、意味が分かっているのか疑わしい。一番の負担は基地が自治体の中心部などにあり、都市開発ができないこと。負担軽減というなら政府が今、やるべきことは普天間をすみやかに辺野古に移し、普天間飛行場の跡地開発をどうするかなど前向きに検討すべきだ」

 ある革新系県議は「これだけ混乱を招いたのだから、一国の首相としての責任と誠意を見せるべきだ。自らがまいた種なのだから」と言い切った。(宮本雅史)

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米軍普天間飛行場の移設問題で仲井真弘多沖縄県知事(右端)と会談する鳩山首相=23日午前、沖縄県庁(代表撮影)
米軍普天間飛行場の移設問題で仲井真弘多沖縄県知事(手前右)と会談する鳩山首相=23日午前、沖縄県庁(代表撮影)
鳩山由紀夫首相(左)と沖縄県の仲井真弘多知事
沖縄県庁前で行われた米軍普天間飛行場の県内移設反対集会で、「怒」と書かれたプラカードを掲げる参加者=23日午前
沖縄県庁前で行われた米軍普天間飛行場の県内移設反対集会で、メッセージを掲げる参加者=23日午前
沖縄県庁前で行われた米軍普天間飛行場の県内移設反対集会で、気勢を上げる参加者=23日午前

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