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北朝鮮非難決議に最多の賛成 国連人権理、中国は反対
国連人権理事会は25日、日本が欧州連合(EU)などと共同提案した、北朝鮮の人権状況を非難する決議を賛成多数で採択した。賛成国数は28で過去最多だった。
同理事会での北朝鮮非難決議は3年連続。反対は中国、ロシア、エジプト、インドネシア、キューバの5カ国。インドなど13カ国が棄権した。決議はまた、北朝鮮担当の特別報告者の権限を1年間延長することを盛り込んだ。
現職のムンタボーン特別報告者は6月末で退任。同理事会の議長がそれまでに後任を指名する予定。
決議は北朝鮮で深刻な人権侵害が続いていることや、日本人などの拉致問題が未解決であることなどに「深い懸念」を表明。これまで北朝鮮が認めていない特別報告者の入国を受け入れることなどを強く求めた。(共同)