優勝候補筆頭の宇野昌磨、4回転フリップ&3回転トウループ投入
2016年12月22日18時55分 スポーツ報知
フィギュアスケートの世界選手権選考会を兼ねる全日本選手権が大阪・東和薬品ラクタブドームで22日に開幕した。4連覇中だった羽生結弦(22)=ANA=の欠場で優勝候補筆頭に浮上した宇野昌磨(19)=中京大=は公式練習に参加。4回転フリップ―3回転トウループの大技に成功し、ショートプログラム(SP)の冒頭に組み込むことを明言した。「前よりコンビネーションジャンプに自信がついた。練習での完成度はだいぶ上がってきている」と自信を見せた。
試合ではフリップとトウループの2種類の4回転を跳ぶ宇野が、この日は4種類の4回転に挑み、3種類を成功させた。4回転サルコーは転倒に終わったが、4回転ループは2本続けて着氷した。「今回はやらないと思うけど、近い試合に入れられるように確率を上げていきたい」と話した。男子SPは23日に行われる。