京急の列車衝突、けが人は35人に 女性が夜に通報
【動画】復旧作業が続く京急脱線事故の現場=惠原弘太郎撮影
横浜市神奈川区の京急本線の踏切で5日、快特列車とトラックが衝突し、多数の死傷者が出た事故で、神奈川県警は6日、死亡したトラックの男性運転手(67)が勤務していた千葉県香取市の運送会社に自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで家宅捜索に入った。運行記録などを押収し、事故原因の解明を進める。
6日午前9時半ごろ、段ボールを持った捜査員十数人が、運送会社が入居するビルに入った。
また県警は同日、けが人が2人増え、軽傷者が35人になったと発表した。いずれも女性で、事故後に「列車に乗っていてけがをした」と連絡があったという。