「5個入り?」実は4個=東レ、浄水器で誤認表示-消費者庁

景品表示法違反で措置命令を受けた東レのポット型浄水器=1日午後、消費者庁

 浄水器の交換用カートリッジの内容数について、誤解を与える表示をしたとして、消費者庁は1日、景品表示法違反(有利誤認)で、大手素材メーカー「東レ」に再発防止などを求める措置命令を出した。

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 対象となったのは、2017年2~10月に販売したポット型浄水器「トレビーノ メガ盛りパック」。カートリッジはポット本体に1個、追加分の箱に3個が入ったセット商品だった。しかし、追加分の箱には「4個入」と記載してあり、合計5個入っているような表記になっていた。
 追加分のふたを開けると、「こちらのパッケージは3個入りです」という記述もあったが、同庁は「消費者の認識を打ち消すものとは認められない」と判断した。(2018/02/01-19:02)

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