The Wayback Machine - https://web.archive.org/web/20050220105859/http://homepage3.nifty.com:80/neko-p/pk-d.htm

 



PK-D・・・映画「ブレードランナー」でハリソンフォード扮するデッカードが使用する銃。

設定では、ブレードランナーであるデッカードが特別に持っている銃という訳ではなく、
警察で一般的に使用されている銃らしい・・・

一般的にデッカード・ブラスターとかPK-Dと呼ばれている。
PK-Dとは、「PFLAGER/KARSUMATA SERIES-D ブラスター・ポリススペシャル」の略。
「ブラスター・ポリススペシャル」・・・ここはカタカナのようです。

しかし、このブラスターはとにかくカッコエエ!
いまだ根強いファンが多いです。

ブレランと言えば・・・このPK-Dかポリススピナーと言うくらい(笑)

ポリススピナーについては念願のTVC-15製のガレージキットをゲットしたので、
完成時にアップします・・・いつのことやら(爆)

 

ff
ハートフォード製C.S.Blaster

ケース、カート、ツール、電池、取説、COAが付きます。

ハートフォードのブラスターは版権の関係で一部ディテールが異なりますが非常に良く出来ている。
所々にメタルパーツを使用しており、モデルガンということもあって、動作もキチッとしている。

今回の制作にあたり、日本人所有の本物のスタント・ブラスターを基に作られたようです。

映画のプロップはアップの撮影等に使われるように精巧に造られたヒーロー・バージョンと
アクション時に使われるキャストで作られたスタントバージョンの2種類が存在することが多い。

このブラスターのスタント・バージョンは3つあったようです。

現在このスタントの行方は・・・

1つは、プロップメーカー(モデラー?)の リチャード・A・コイル氏が所有。
1つは日本人コレクターが所有。
もう一つは・・・?

新情報・・・2003.9.21
(管理人のプロップ仲間でありますヨッチさんの体験談より)

仕事の関係でアメリカのコンベンションに参加した時のこと。
コンベンション終了後のパーティーにてブレランの小道具係だった人から話を聞く事が出来ました。
その時聞いた銃に関しての事・・・

銃のベースは、ステアーのマンリッヘル・ライフルと、チャーターアームズ・ブルドッグで
出来上がった銃は、スタント用にすぐ複製を作った(黒いレジン製)

撮影に入る前に監督(リドリー・スコット)からチェックが入り、
UP用の銃にダイオードを5つ取り付けた。

発火出来る銃は2種類あり、
オール金属製とブルドッグ部だけ本物で後はレジンパーツを付けた物。

それと、ハリソン用に黒レジンのグリップ琥珀バージョンとゴムバージョンを用意した。
ハリソンが初めてこの銃を握った時、トリガーガードが大きい為
グリップが握り辛いと言われ、グリップエンドの小指が当たる所を削った。

警察官役のエキストラのホルスターには黒レジン・バージョンがすべてに入っている。
黒レジン・バージョンかなり作ったので数は解らない、エキストラが記念に持って帰ったり
自分の所には10丁有るか無いかだ。

と言う事でした。私はこの人から1丁譲ってもらった次第です。
オリジナルの黒レジンは、抜きの状態がまぁ~まぁ~良く、レシーバー前方の
刻印(5223**O)のOの所に68とかなり小さく入っています。

コピーを繰り返した物は潰れているのがほとんどです。

~ ヨッチさん、貴重な情報ありがとうございます ~



刻印(5223**O)のOの所の68・・・
ハートフォード製のブラスターにはこの68の刻印までは再現されていない。
とのことから、ハートフォードのモデルとなったブラスターは、
オリジナルのブラック・レジンではないのかも知れない。



最近、海外フォーラムで、リチャード氏作成中のPK-D ver.4についての議論の中に
グリップフレームがブラックのものがあるとコメントがあった。
実際、リチャード氏はグリップフレームがブラックのものを製作し、発表した。
上記のヨッチさんの情報の中にも
黒レジンのグリップ琥珀バージョンという話もあるから、
フォーラムでの議論とも一致するのではないか。




UP用の銃にダイオードを5つ取り付けた
言うのも良い。
実際 、劇中で確認できるシーンがある

見にくいので思いっきり画像修正(上)

また、先にも書いたが、このPK-Dは設定では、
「 警察で一般的に使用されている銃」
であることから・・・
警察官役のエキストラのホルスターには黒レジン・バージョンがすべてに入っている。
というのもうなずけるコメントだろう。

このことからも、ある程度の数が存在するのは間違いないだろう。
(現存するオリジナルの黒レジンはやはり少ないと思われる)

 


リチャードのC.S.Blasterと違って・・・
フロントのパーツを外さなくても、リボルバーが取り出せるのは非常にGood!

 


こんなCOA(証明書) みたいなものも付いてくる(笑)

 


エンドグリップ の底にシリアル・ナンバーが刻印されています。