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歴史

第1回 即席めんの生みの親
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安藤百福は1958年に世界初の即席めん「チキンラーメン」発明し、食文化に革命を起こしました。また、1971年には、世界初のカップ麺「カップヌードル」を開発。安藤百福が蒔いた一粒の種は、今や世界で年間916億食も消費される世界食に育ちました。ニューヨークタイムスは2007年1月9日付けの社説で「ミスター・ヌードル」に感謝の意を示し、「人類の進歩のパンテオンに永遠の場所を占めた」とその功績をたたえました。

即席めんの開発

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麺を油で揚げて乾燥させる「瞬間油熱乾燥法」。安藤百福が自宅の粗末な小屋で開発したチキンラーメンの技術は、すべての即席めんの根本となりました。また、カップヌードルは、一つの容器が包装、調理、食器の三機能を持つ革新的な商品で、簡便性から「究極の即席食品」とも言われています。安藤百福の手による二つの発明は、世界的の食文化に大きな革命を起こしました。

業界の発展のために

写真 : 3

安藤百福は、即席めん業界の健全な成長のため、1964年に日本即席食品工業協会を設立し、JAS規格の制定や製造年月日表示をいち早く導入するなど、業界の公正な競争や品質のためのガイドラインを確立しました。また、1997年には、世界の即席めんメーカーをメンバーとする世界ラーメン協会 (IRMA、現WINA) の初代会長に就任。世界規模での即席めんの品質の改善・向上や災害支援に取り組みました。

「宇宙食ラーメン」の開発

写真 : 4©NASA / JAXA

安藤百福の発案による、世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」は、NASAの厳しい品質、安全基準をクリアして、2005年7月、野口聡一宇宙飛行士の搭乗するスペースシャトル・ディスカバリーに搭載されました。「スペース・ラム」には、無重力空間でもめんやスープが飛び散らない工夫など、永年培った高い技術が随所に盛り込まれています。世界に幅広く普及した即席めんは、安藤百福の想いを込めて宇宙に進出したのです。

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