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トップ10速報 10月21日更新
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全米、および国内のボックスオフィス速報
駒井尚文 (編集部)
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10月21日発表(毎週火曜日アップデート)
全米週末興行成績 2003年10月17日~19日
(金額は見積です。興収確定後、順位が変動する場合があります。先週の順位は確定後のもの)
今週
順位
先週 タイトル/邦題 配給(日本配給) スクリ
ーン数
上映週 週末の興収($) 累計興収($)
1
The Texas Chainsaw Massacre
「テキサス・チェーンソー」
New Line
(ヘラルド)
3016 1 29,100,000 29,100,000
2
1 Kill Bill Vol. 1
「キル・ビル」
Miramax
(ギャガ・ヒューマックス)
3102 2 12,500,000 43,310,937
3
Runaway Jury
「ニューオーリンズ・トライアル」
Fox
(東宝東和)
2815 1 12,100,000 12,100,000
4
2 School of Rock
「スクール・オブ・ロック(原)」
Paramount
(UIP)
2951 3 11,300,000 55,192,000
5
17 Mystic River
「ミスティック・リバー」
Warner Bros.
(ワーナー)
1467 2 10,355,000 13,442,000
6
3 Good Boy!
「グッド・ボーイ(原)」
MGM/UA
(フォックス)
3225 2 9,000,000 25,781,000
7
4 Intolerable Cruelty
「ディボース・ショウ」
Universal
(UIP)
2570 2 6,888,000 23,093,000
8
5 Out of Time MGM/UA 2344 3 4,100,000 35,329,000
9
8 Under the Tuscan Sun
「トスカーナの休日」
Buena Vista
(ブエナビスタ)
1663 4 3,400,000 33,700,000
10
7 The Rundown
「ザ・ランダウン(原)」
Universal
(UIP)
2099 4 2,844,000 44,582,000

■「テキサス・チェーンソー」が予定通り首位。イーストウッド監督作が急上昇
 トビー・フーパーのクラシック・ホラー、「悪魔のいけにえ」(74)をリメイクした「テキサス・チェーンソー」が初登場で見事首位に。原題はともに「The Texas Chainsaw Massacre」で、今回の監督はこれが長編デビューとなるマーカス・ニスペル。配給のニューラインは8月の「フレディVSジェイソン」に続き、得意ジャンルで大いに本領を発揮してみせた。「キル・ビル」は前週から興収を43%落として2位。この分で行くと、最終的には興収7000万~8000万ドルあたりに落ち着きそう。ともあれ、レイテッドR作品が上位2作を占め、全米の映画館は文字通りブラッディな状況。3位に初登場したのは、ジョン・グリシャム原作の法廷ドラマ。原題「The Runnaway Jury」から、邦題が「ニューオーリンズ・トライアル」となったが、原作は「陪審評決」(新潮文庫・刊)。演じるは、ダスティン・ホフマンにジーン・ハックマン、ジョン・キューザック、レイチェル・ワイズといった渋い面々。監督は「サウンド・オブ・サイレンス」「コレクター」のゲイリー・フレダー。そして5位には、前週17位から浮上してきた「ミスティック・リバー」がランクイン。クリント・イーストウッド監督に、ショーン・ペン、ケビン・ベーコン、ティム・ロビンスとこちらも渋い面々。同名の原作はデニス・ルヘイン(早川書房・刊)で、脚本を「L.A.コンフィデンシャル」のブライアン・ヘルゲランドが担当。今年のカンヌでも高評価、最近はオスカーの噂もちらほら聞こえてきているので、これは期待してよさそう。

「テキサス・チェーンソー」オフィシャルサイト
「ニューオーリンズ・トライアル」オフィシャルサイト(英語)
「ミスティック・リバー」オフィシャルサイト(英語)




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10月21日発表(毎週火曜日アップデート)

全国週末興行成績 2003年10月18日&19日
(東京・横浜・川崎・大阪・京都・神戸・名古屋・福岡・札幌=全国9大都市集計) 興行通信社提供

今週
順位
先週 タイトル 配給 公開劇場 上映週 上映館数
1
1 黄金の法/エル・カンターレの歴史観 東映 丸の内東映ほか東映系 2 13
2
2 リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い フォックス 日比谷スカラ座1ほか東宝系 2 19
3
フレディVSジェイソン ヘラルド 丸の内ピカデリー2ほか松竹系 1 14
4
3 S.W.A.T. ソニー 丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 4 21
5
5 インファナル・アフェア コムストック 渋谷東急ほか松竹・東急系 2 12
6
10 スパイキッズ3-D/ゲームオーバー アスミック シネマミラノほか 2 7
7
4 陰陽師II 東宝 日劇1ほか東宝系 3 13
8
6 座頭市 松竹/オフィス北野 東劇ほか松竹・東急系 7 15
9
8 踊る大捜査線THE MOVIE2/レインボーブリッジを封鎖せよ! 東宝 日比谷映画ほか東宝系 14 14
10
7 トゥームレイダー2 東宝東和 日劇2ほか東宝系 5 19

■「フレディVSジェイソン」は3位止まり。「スパイキッズ」が続伸
 まさか2週目も首位をキープしているとは思わなかった。「黄金の法」の上映劇場は、閑古鳥が鳴いているというワケではないが、見えない観客がたくさんいるという日本ならではの珍現象。ある意味、劇場にとっては「興行」と言うよりは「貸し館」で、それはそれで商売になってしまうわけだ。映画業界以外の人には、極めて不可解な事例である。本来ならば2週連続で1位になるはずだった「リーグ・オブ・レジェンド」は、すっかり割を食った格好。そして、寺や駅での試写会はじめ、ユニークなプロモーションを連打した「フレディVSジェイソン」が3位でデビュー。宣伝の勢いや全米でのパフォーマンスからすれば、もうちょっと上で飛び出したかったところだ。一方、予想外の好スタートを切った「スパイキッズ3D」は今週も好調。9大都市の動員は前週比でおよそ120%と伸びている。場所によっては3Dメガネが不足しており、急ピッチで増産中とのこと。そう言えば、先の「フレディVSジェイソン」で思い出したが、「13金」のパート3も劇場公開時(82年)は3Dだった。さあ、いよいよ今週末は「キル・ビル」が登場。また、日劇では「ティアーズ・オブ・ザ・サン」も始まる。来週は、このどちらかが首位に立っていることを信じたい。

「フレディVSジェイソン」オフィシャルサイト

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