原子炉建屋の状況把握に無人ヘリ投入へ東京電力は9日、福島第一原発の原子炉建屋などの状況を監視、撮影するための遠隔操作の無人ヘリコプターを投入すると発表した。 近く試験飛行を行う。機体の左右に動画などを撮影できるカメラを搭載しており、建屋の状況を詳しく把握して復旧作業に役立てる。 東電によると、投入されるのは米ハネウェル社製の軍用無人ヘリ「Tホーク」。回転翼が入った直径約30センチ余りの円盤に、4本足がついた奇妙な姿をしており、重さは約7・7キロ。ガソリンエンジンを搭載し、最大10キロ・メートル離れた場所からの無線操縦が可能で、全地球測位システム(GPS)を使って正確な位置に空中停止できる。 米国防総省高等研究計画局が4000万ドルの予算を投じた小型無人機プログラムの一環として開発され、放射線量が高く、人が立ち入れない場所の様子などを探るのに使えるという。操縦は米国から派遣された同社員が担当する。 (2011年4月9日11時33分 読売新聞)
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