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カラオケ発明者の著作物権利、2万口に分割登録

 カラオケの発明者として知られる井上大佑さんのものとされる著作物の権利が、2万口に分割された形で文化庁に著作権登録されていることが分かった。

 同庁には登録された権利などについて「有償で譲渡するという話があるが、カラオケ市場から配当金が得られるのか」などの問い合わせが寄せられており、同庁ではカラオケに関する著作権と混同されている可能性があるとしてホームページで注意喚起、著作物の権利を管理する東京都内の会社から事情を聞く方針。

 兵庫県西宮市の井上さんの家族は、読売新聞の取材に「本人は出張に出ていて連絡がつかない。詳しい事情は分からない」と話している。

 この著作物は「カラオケを(つく)った男」というタイトルで登録されており、同庁によると、登録原簿には、2009年1月以降、のべ53の個人・法人に譲渡された内容になっている。

2010年10月13日22時14分  読売新聞)
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