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「ツリーハウス」から出火、客100人避難 TDL

2008年01月03日23時52分

 3日午後2時半ごろ、千葉県浦安市の東京ディズニーランド内のアトラクション「スイスファミリー・ツリーハウス」付近から出火、木造3階建ての施設の屋根の一部約17平方メートルが焼けた。客や職員らが消火活動にあたり、約30分後に鎮火した。当時、約100人の客が中にいたが、避難して無事だった。営業中のアトラクションでのボヤ騒ぎは83年4月の開園以来初めてという。

 浦安署や運営するオリエンタルランドによると、付近に火の気はなく、施設の電気配線にも出火の形跡はないという。客が通れる3階部分と出火した部分が比較的近いことから、同署はたばこの火の不始末や不審火の可能性も視野に出火原因を調べる。

 この施設は、無人島に流れ着いたロビンソン一家の暮らしを描いたディズニー映画「スイスファミリー・ロビンソン」をもとに、一家が住んだ「大きな木の家」を再現したもの。屋根は防燃処理をしたわら製だった。

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