ロシア軍象徴「Z」表示を禁止 ドイツの2州、違反なら禁錮刑も
2022年03月27日08時04分
【ベルリンAFP時事】ドイツのニーダーザクセン、バイエルン両州は26日、ウクライナに侵攻したロシア軍がシンボルマークとして使っている「Z」について、公の場で表示することを非合法化したと明らかにした。
ウクライナ侵攻を支持するためデモで掲げたり、車や建物にペイントしたりすると、最高3年の禁錮刑や罰金が科される可能性がある。バイエルン州のアイゼンライヒ法相は「ロシア軍の『Z』を使うシンパたちは、犯罪行為の是認により訴追される恐れがあるということを知らなければならない」と述べた。
「Z」の文字は最初、ウクライナに侵攻したロシアの軍用車両に記され、その後、モスクワの車や街角、衣服、インターネット上で広く見られるようになっている。