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ビバ!BANBA:ばんえい十勝
【ばんえいダービー展望】  2007/12/21
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ばんえい菊花賞に続き2冠達成を狙うシベチャタイガー

 3歳世代の最強馬を決める「第36回ばんえいダービー」(BG1)が24日に開催される。3歳3冠レースの最終決戦となるだけに、負担重量も730キロ(牝馬は710キロ)にアップ。どの馬にとっても初めて体験する過酷な高重量戦となる。世代の頂点に輝くのは果たしてどの馬か。注目馬を紹介する。(須貝拓也)

 ばんえい菊花賞でゴール前きっちり差し脚を伸ばしたシベチャタイガーが今回も最有力となりそうだ。菊花賞後は古馬の実力馬がそろう500万下クラスに出走、成績はいまひとつだったが700キロ超の高重量を経験したのは強みだ。三浦孝幸調教師は「古馬とのレースは追走で精いっぱいだったが、同世代なら負けられない。ダービーでも好位から粘りこみたいね」と2冠制覇を目指す。
  ここにきて調子を上げているのが菊花賞2着のアローファイター。これまで重賞は常に3着以内と大舞台で好走が続くだけに、頂上決戦で結果を残したいところだ。「夏以降、馬体が充実してきた。スタートの良さが武器なので積極的なレースをしたい」と高嶋紳一調教師が期待する。
  昨年まで4年連続で牝馬が優勝するなど、近年のダービーは牝馬の好走が目立つ。今回はオークス馬のニシキガール、1冠目のばんえい大賞典を制したプリンセスモモ、黒ユリ賞を勝ったエリザベスライデン、プリンセス賞の勝ち馬ペガサスプリティーの3強牝馬が出走する。
  注目したいのが下級条件戦ながら9月から12連続2着以内と好走を続けたエビスオニワカ。一気に100キロ増となる重量は不安点だが上位を狙う力はある。前年の2冠馬カネサリュウの底力にも期待したい。

メーンレース紹介ナリタVSカネサ一騎打ち

◇22日(土)
  ▽サンタクロース特別(3歳以上600−700万混合)古豪のキョクシンオー、ハヤテショウリキに4歳世代上位のマルミシュンキ、ホクショウダイヤが挑む新旧対決に注目。連対率9割を誇り、半年ぶりの出走となるイレネー記念、柏林賞を制したマルミシュンキの好走に期待したい。
◇23日(日)
  ▽ホワイトクリスマス賞(3歳以上オープン)北見記念を含む3連勝のナリタボブサップと4戦連続2着と惜敗が続くカネサブラックの一騎打ち。5歳世代トップのカネサブラックは馬場状態やレース展開を問わない強みがあり、ここは負けられない一戦だ。8月以来の今季4勝目を狙う。重量が恵まれるトカチプリティーの一発、障害巧者のミサイルテンリュウの巻き返しも。
◇24日(月)
  ▽道新杯白馬賞(3歳以上芦毛馬限定)差し足鋭いフクイズミが頭一つ抜けているが、障害次第では混戦も予想される。重賞は未勝利ながら実力馬のテンカと昨季のばんえい大賞典馬のニシキユウにも勝機は十分だ。

うまナビ
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ロードヒーティング<上>

 帯広競馬場には、冬もレースができるようにロードヒーティングの設備があります。
  設置されたのは1994年秋。まだ4市開催だった当時、帯広市の開催期間は11月まででしたが、関係者が「正月もレースをやりたい」と熱望したため、降雪量の少ない帯広競馬場への導入が決まりました。設置する以前は、コース両端の砂の中に断熱材を入れ、さらに使用していない時はシートをかぶせていましたが、あまり効果は無かったと言います。
  ロードヒーティングの総工費は約8800万円。現在、コース下の深さ約40センチの地中に、直径およそ3センチのパイプ=写真=が132本入っています。基点は電光掲示板の横にあるボイラー室で、直径200メートルの走路上に15センチ間隔で埋まっているそうです。

うまナビ
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クリスマスの雰囲気満点の帯広競馬場

 帯広競馬場で1日に始まったライトアップ=写真=。夏とはひと味違う光に包まれながら、家族や友人とクリスマスを過ごしては−。
  22日から3日間は、コース横のイルミネーションを11Rごろに点灯する。ほかに総延長270メートルの青と緑のライトが入り口周辺を彩ってファンを迎え入れる。場内も「とかち馬文化を支える会」が、寄付された飾りを施し、クリスマスムード一色。またサンタのリッキー、ちびっこ参加の模擬レースや抽選会など楽しい企画がめじろ押しだ。

調教師memo 岩本正好さん

 「調教師になって9年目。昨季、菊花賞とダービーを2つ取ったことが一番印象に残っています。息抜きに、よくドライブや釣りに出掛けます」◇預託馬は9頭で、代表馬はキョクシンオー、エメラルドなど。旭川市出身。43歳。

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