ヒストリー2



数年前 3部オーディション会場名古屋近鉄パッセ 屋上晴天 体感温度 40℃




理事長「あー暑い 温泉 入りてー 温泉行ってきてもいい?だめなら健康ランドでもいいや。ランドいきてーランド!味噌カツくいてー」



ひら「ちょっとやめて下さいよ!今面接の 真っ最中じゃないですか。しかもまだ一次面接ですよ」




理「えーまだ面接あんの?ランドどーすんだよ!どーせかわいい子なんていないし!(注)名古屋にはかわいい子がたくさんいました。 名古屋コーチンが俺を呼んでんだよ!」 わがまま放題の理事長である。




理「あっこの子いいかも!なんかいいかも」




ひら「いや 意外と普通だと思いますけどね?」




理「そうかな?いやいや どーみてもかわいいだろ!一次は合格 二次で特技やってもらって」




そして二次面接 へ





ひら「なんか特技あるかなー」




女の子「一応 日本舞踊やってます」




ひら「ちょっとやってもらっても いいかな?」




女の子「はい!いいですよ 」小さく細い女の子は伴奏もないままに 無音日舞を舞った。





ひら「やっぱ全然普通ですよね?」




しかし理事長は苦しそうな表情で舞うほねほね日舞の女の子にハートを打ち抜かれ もとい つっつかれてしまっていた。






理「いや!一見普通に見えるけどこの子持ってるよ!俺にはわかっちゃうよ!ごうかーく!」 大層 ご満悦の理事長





理「そーいえばグループアイドル造るってお前ら言ってたよな!」





ひら「いや、言い出しっぺは理事長だったと思うんですけど?」





理「そんなことはどーでもいいんだよ!あのほねほね少女も グループに入れるからな!お!そうだ日舞をモチーフにするぞー」





ひら「日舞だと踊りとかかなり制限されるのでは?」





理「それもそうか?わかった、それじゃ和のコンセプトで!やっぱ日本人は お茶漬けさらさらだなー」





ひら「けど理事長 あの子 ダンス経験 全くないけど いいんですか? たしかダンスの経験者 集めようって話 だったと思うんですけど?」





理「バカやろーかわいければ ダンスなんか 後からどーにでもなんだよ!」(もちろん説得力なし)





理 「よーし 面子はそろった!明日から ダンスレッスンだ!東京へ カモーン 」




女の子「はい!」




そして この日から このほねほね少女の レッスンの日々が 始まる。




高井つき奈 その人である。(高井つき奈は今もなお 理事長のハートを つきつきして やまないのだ)



次回名前どーする?の巻