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新日本でも復帰戦で勝利した飯伏がジュニアにひと区切り!次はヘビー級だ

バトル・ニュース 9月6日(土)1時51分配信

 9月5日(金)、東京・後楽園ホールで行われた新日本プロレス『Road to DESTRUCTION』。真夏の最強戦士決定戦「G1クライマックス」を経て、次は9.21神戸ワールド記念ホールに向けた新たな闘いがスタート。
 7.4後楽園で脳しんとうを起こし、G1も全戦欠場となった飯伏幸太。すでにDDTでは8月17日から復帰しているが、新日本プロレスではこの日が復帰戦。後藤洋央紀とタッグを組んで、真壁刀義&本間朋晃のG.B.Hと対戦。

■飯伏の代わりにG1に出場した本間と対戦

 気合いの入った様子で入場した飯伏は、自分の代打としてG1に出場した本間を何度も蹴り倒す。だが、真壁は飯伏に対して厳しい攻撃を繰り出し、中指を突き立てて挑発。どうにかカウンターのドロップキックを返した飯伏は、本間を蹴りと掌底のコンビネーションで倒すと、その場飛びシューティングスタープレスを投下。
 しかし真壁が入ってきて飯伏にサンドイッチ・ラリアット。すかさず本間は飯伏に向かってダッシュするが、フランケンシュタイナーで切り返した飯伏。だが、カウント2で返した本間はラリアットを返すと、必殺のコケシ(ダイビング・ヘッドバット)を投下。

 これを飯伏がかわして自爆させると、後藤がうまいタイミングで入ってきて飯伏をアシスト。飯伏はジャーマンスープレックスで本間を投げてからシットダウン・ラストライドを狙う。丸め込みで切り返してみせた本間だったが、カウント2で返した飯伏はハイキックで本間を倒すと、必殺のフェニックス・スプラッシュを投下して3カウント。

■ジュニアにひと区切り!飯伏の次なる主戦場はヘビー級

 新日本でも復帰戦を勝利で飾った飯伏は、試合後に明らかに大きくなった身体について体重を6キロ増やしたことを明かした上で「これからヘビー級で闘えればいいなと思います」と発言。アクシデントがあったとはいえ、KUSHIDAに敗れてIWGPジュニア王座から陥落したのを機にジュニアヘビー級にひと区切りをつけた飯伏はヘビー級転向を希望。

 G1期間中は選手へのジェラシーから試合をほとんど見ていなかったという飯伏だが、欠場していてもヘビー級に当たり前をしない肉体を作り上げ、持ち前のスピードをミックスすることで充分に対抗できると判断。元々飯伏はDDTと新日本プロレスの二団体契約を結んだ頃から、「いずれはジュニアヘビー級のままIWGPヘビー級のベルトを巻きたい」と語っていただけに、その目標に辿り着けるだけの準備と自信が整ったということなのだろう。

最終更新:9月6日(土)6時49分

バトル・ニュース

 

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