リアルタイムオンライン対戦ゲーム『#コンパス〜戦闘摂理解析システム〜』(以下#コンパス)のオフィシャルライブイベント「#コンパス ライブアリーナ」が 9 月 8 日(土)に愛知・豊田市民文化会館で千秋楽を迎えた。

スマホゲーム『#コンパス』の世界をリアルに再現したライブイベント「#コンパス ライブアリーナ」は、8月4日(土)の大阪・オリックス劇場を皮切りに、8月25日(土)の千葉公演、そしてこのたび 9月8日(土)に愛知・豊田市民文化会館大ホールで最終公演を開催。各会場で、「#コンパス ライブアリーナ」公演前から来場者が無料で遊べるスペース「エンジョイ広場」を開設し、『#コンパス』公式コスプレイヤーとゲーム対戦ができるゲーム対戦コーナーをはじめ、ヒーロー・メグメグの公式絵師・ぽあろに似顔絵を描いてもらえる似顔絵コーナーや、ゲームの世界を再現したフォトスポットなどの企画を展開。物販コーナーでは、会場限定のグッズを手に入れようと長蛇の列ができるなど、開演前から会場は盛り上がりを見せた。

『#コンパス』ゲーム内の「バトルアリーナ」でしか出会えないヒーローたちに“リアルでも会うことが出来る唯一の場”というコンセプトのもと初開催された「#コンパス ライブアリーナ」は、リアルモーションキャプチャー手法を用いてヒーローとリアルにトークができる「トークステージ」と、ヒーローが主役となるライブステージ「ライブアリーナ」の 2 部構成イベントとして展開。千葉公演に続いて愛知公演もチケット完売するなど、全公演が満員御礼となった。

会場外に設置された「エンジョイ広場」で『#コンパス』に触れ合い、すでにヒーローへの思いが高まっている様子で来場のファンが会場へ集まる中、開演直前にはヒーロー・リリカがファンに向けて公演中の注意事項をアナウンスし、イベントはスタート。

まず、MC・宮島咲良と『#コンパス』のプロデューサー・林 P が登場し、会場のファンへ挨拶と「#コンパス ライブアリーナ」の説明を終えると、さっそく最初のコーナーへ。『#コンパス』公式絵師が担当ヒーローと登壇相手のヒーローにご当地要素を交え、30 分でライブペイントする「描いて#コンパス」が始まった。愛知公演では、ヒーロー・桜華 忠臣とグスタフ ハイドリヒの公式絵師・りゅうせーと、ヒーロー・メグメグの公式絵師・ぽあろが登場し、各々のヒーローの秘話などを交えたトークも繰り広げながら、リアルタイムでペイントしていく。途中、公式コスプレイヤー・夜代太郎が登場し、会場に向けて「どこから来ましたか?」と問いかけると、北海道から沖縄まで全国各地から「#コンパス ライブアリーナ」に足を運んでいることがわかり、あらためて“『#コンパス』愛”を感じさせられる一幕も。楽しいトークを交えているとあっという間に 30分が経過し、いよいよ書き下ろされたイラストのお披露目へ。りゅうせーはメグメグが桜華 忠臣に名古屋名物のあんかけスパゲティーを食べさせているイラストを描き下ろし、ぽあろはメグメグが桜華 忠臣にシロノワールを食べさせようとするが嫌がられているイラストを描き上げた。短い時間だったが、ご当地ネタを組み合わせたここでしか見れない作品を完成させ、会場内を沸かせた。

「描いて#コンパス」コーナーが終わると続いて会場に巨大なスマートフォンが出現。MC・宮島咲良が『#コンパス』のアプリアイコンをタップすると、ヒーロー・ジャスティスが登場し、ヒーローと直接会話がでる「ヒーロートーク」コーナーがスタート。会場のファンに向かっておなじみの一言「テヤァ」をジャスティスが発すると会場からは「テヤァ」のレスポンスが。ジャスティスがその場で選んだファンに向けて「どこから来たのか?」をはじめ、「好きなヒーロー」や「『#コンパス』のレベル」などさまざまな質問を問いかけると、ゲーム内で戦っているヒーローとリアルタイムに会話できることにファンは驚く様子だった。トークタイム終了後には、ジャスティスによるプレゼント抽選会が実施され、公式コスプレイヤーが当選者のもとへ「ジャスティス声優・間宮康弘サイン入りテヤァ T シャツ」を運び、「#コンパス ライブアリーナ」1 部である「トークステージ」は終了した。


ふたたびMC・宮島咲良のもとに巨大なスマートフォンが出現し、今度は「#コンパス#コンパス#コンパス ライブアリーナ」のアプリアイコンをタップすると2部の「ライブアリーナ」が始まった。オープニングは、ヒーロー・グスタフ ハイドリヒのテーマ曲『グラーヴェ』とともにヒーローの公式コスプレイヤーが登場。ステージから公式コスプレイヤーの姿が見えなくなったかと思うと今度は『#コンパス』のヒーローが出現。まるでヒーローたちがリアルの世界に飛び出してきたかのような演出に会場からは大きな歓声が上がった。まずは、ヒーロー・ジャンヌダルクのテーマ曲『マチガイサガシ』に合わせて、ジャンヌダルクとグスタフ ハイドリヒが登場。「バトルアリーナ」のような殺陣を披露すると、続いて『キミノカゼニナル』に合わせてヒーロー・イスタカ、『残響』に合わせてヒーロー・桜華忠臣が応戦し、白熱の2対2の戦闘を魅せた。

戦闘後は、「バトルアリーナ」では見ることが出来ないヒーローたちのダンスや演奏が披露された。ヒーロー・ニコラ テスラは自身のテーマ曲『テスラは夢の中』を歌い、それに合わせてヒーロー・ジャスティス ハンコック、コクリコット ブランシュ、サーティーンルチアーノ、ヴィオレッタ ノワール、かけだし勇者が演奏を担当。すると、突然チェーンソーの音が会場内に鳴り響き、ヒーロー・双挽 乃保が自身のテーマ曲『キレキャリオン』に合わせてステージ上を大暴れ。キャラクターの特徴を生かした演出で、来場者を楽しませた。最後は、ヒーロー・十文字 アタリとヒーロー・マルコス’55 によるダンス対決。十文字 アタリのテーマ曲『レトロマニア狂想曲』に合わせて軽やかなステップのダンスバトルを披露した。

ヒーローたちのバトルやダンスで会場があたたまったところで、ヒーロー・メグメグのボカロP・八王子PによるDJパートに突入。まず、ヒーロー・アダム=ユーリエフが登場し、自身のテーマ曲である『Let Me Take You』に合わせてポータルキーを獲得したり、華麗なダンスを披露した。続いて、ヒーロー・コクリコット ブランシュのテーマ曲『撥条少女時計』やヒーロー・ルチアーノのテーマ曲『ドクハク』など、5 曲のDJパフォーマンスを通し会場が盛り上がったところで、自身がボカロPとして携わったヒーロー・メグメグのテーマ曲『バイオレンストリガー』へ。メグメグのモーションアクターを務める踊り手・仮面ライアー217 も登場し、ステージを一緒に盛り上げた。

いよいよ「ライブアリーナ」も終盤へ。“ヒーローの世界”と“現実の世界”が融合されたステージが展開された。まず、ヒーロー・深川まといがテーマ曲『アヤカシ』に合わせて登場。忍者(殺陣役者)と戦う姿は「バトルアリーナ」戦闘シーンそのもので、激しいバトルを魅せた。続いて、ヒーロー・マリア=S=レオンブルクが、自身のモーションアクターを務めた踊り手・みうめとテーマ曲『KILLER B』に合わせてダンスを披露。息ぴったりのシンクロダンスは圧巻のパフォーマンスだった。最後に、『#コンパス』の中でも人気のペアであるヒーロー・マルコス’55 とヒーロー・リリカによるユーモアあふれたステージも展開。リリカのテーマ曲である『アルカリレットウセイ』に合わせて、マルコス’55 の公式コスプレイヤー・ミヤがオタ芸を披露しリリカのライブを盛り上げた。

そして、フィナーレを飾るのはヒーロー・Voidoll。テーマ曲『ダンスロボットダンス』に合わせて全ヒーローが登場しダンスを披露しました。ヒーローに続いて、踊り手や公式コスプレイヤーなど出演者全員もステージに集結し、「また、バトルアリーナで、あいましょう。」のフレーズとともにヒーローたちはゲームの世界「バトルアリーナ」へ戻ってゆき、「#コンパス ライブアリーナ」は 1 部 2 部ともに盛況のまま幕を閉じた。

終演後には、ヒーロー・リリカの短編アニメーションを初公開しました。本企画は、来場者に向けたサプライズ企画で、大阪公演ではヒーロー・深川まとい、千葉公演ではヒーロー・Voidoll と、毎回異なるヒーローのアニメーションを先行公開してきました。千秋楽となる愛知公演で公開したリリカのアニメーションは、まるでテレビアニメのような仕上がりになっており、会場からは「かわいい」と黄色い歓声が上がった。

なお、リリカの短編アニメーションの一般公開時期については、『#コンパス〜戦闘摂理解析システム〜』公式 Twitter にてお知らせがあるとのことなので、ぜひチェックしてみていただきた。