ガリ勉眼鏡の苦言

ボチボチ各論に入ろうと準備をしていたら
私の斜め前に座っている不健康そうな2Dしか愛せない男、
通称「ガリ勉眼鏡」が言いました。

「ブログで当時、どう作ったかって書いてくれないと
わかりづらいっすよ」

おぉ、正論だ。でもいろんなとこで言ったし
このブログみてるようなコアな人は知ってんじゃねぇ?って
思ってたのだが、かわいい後輩のリクエストに答えなければ
影できっと悪口を言われるに違いない
ということで簡単に、ごく簡単に説明してみます。

lainという作品はデジタルカットを含むフィルム作品です。
でもTVシリーズだし、お金も無かったのでデジタルカットは
市販のPCやらMacを使って作りました。
フィルムのカットは昔ながらセル画(上のブツ)を背景として合わせて
撮影してそれをラボで現像して、テレシネしてカラコレしてV編に
持ち込みデジタルカットは当時、2GのHDD(途中から4G登場!)
がマックスだったのでそれに入るだけいれてバケツリレーで
編集スタジオでがっちゃんこ。しかもあらかじめその編集室で
デジタル合成できるカットはマスク付きで持ち込んで合成。
当時としては珍しく最終的にデジタルエフェクトをかけて
音をはっつけてテロップ入れてテレビ局に納品してました。

すごく簡単にしかも説明もなく書きましたが
これがlainの作り方。ちゅらちゅらちゅらららー♪

どうだね、ガリ便うんこ眼鏡くん?眼鏡の曇り、いや心の
曇りはとれたかね?って俺も眼鏡くんだが(笑)
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