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トップ10速報
過去のランキングが1年まるごとご覧いただけるようになりました。去年ヒットした 映画は? とふと疑問に思ったときに便利です。最新ランキングと併せてお使いください。毎週火曜日更新。
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1月10日更新
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駒井尚文 (編集部) |
1月10日発表
(毎週火曜日アップデート) |
全米週末興行成績 2006年1月6日~8日
(金額・順位は確定後のもの) |
今週
順位 |
先週 |
タイトル/邦題 |
配給(日本配給) |
スクリーン数 |
上映
週 |
週末の興収($) |
累計興収($) |
1 |
初 |
Hostel
|
Lions Gate Films
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2195 |
1 |
19,556,099 |
19,556,099 |
2 |
1 |
The Chronicles of Narnia: The Lion, The Witch and The Wardrobe
「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」 |
Walt Disney
(ブエナビスタ) |
3514 |
5 |
15,643,135 |
247,777,824 |
3 |
2 |
King Kong
「キング・コング」 |
Universal
(UIP) |
3482 |
4 |
12,622,285 |
192,678,805 |
4 |
3 |
Fun With Dick and Jane
「ディック&ジェーン/復讐は最高!」 |
Columbia
(ソニー) |
3056 |
3 |
11,918,995 |
81,077,547 |
5 |
4 |
Cheaper by the Dozen 2
|
20th Century Fox
|
3175 |
3 |
8,432,616 |
66,553,553 |
6 |
10 |
Munich
「ミュンヘン」 |
Dreamworks/Universal
(アスミック) |
1485 |
3 |
7,566,075 |
25,350,740 |
7 |
7 |
Memoirs of a Geisha
「SAYURI」 |
DreamWorks/Columbia
(ブエナビスタ/松竹) |
1547 |
5 |
6,111,193 |
39,861,859 |
8 |
14 |
Brokeback Mountain
「ブロークバック・マウンテン」 |
Focus
(ワイズポリシー) |
532 |
4 |
5,726,662 |
22,436,190 |
9 |
5 |
Rumor Has It...
|
Warner Bros.
|
2815 |
3 |
5,702,435 |
35,202,061 |
10 |
8 |
The Family Stone
「ザ・ファミリー・ストーン(原)」 |
20th Century Fox
(フォックス) |
2085 |
4 |
4,607,787 |
53,175,323 |
■タランティーノ製作総指揮のスプラッター・ホラーが首位
本年もよろしくお願いします。ということで、06年2週目の全米ボックスオフィスは、クエンティン・タランティーノ製作総指揮のスプラッター・ホラー「ホステル」が制し、お正月気分を吹き飛ばした。2人のアメリカ人がヨーロッパでの旅行中に拉致・監禁され、拷問を受けるという内容ながら、3日間での興収は約1900万ドルとまずまずの数字。監督はデビュー作「キャビン・フィーバー」で注目されたイーライ・ロス。全米配給のライオンズゲートにとっては幸先のいい新年となったが、日本での配給はまだ決まっていない模様。2位には、無事続編が決定した「ナルニア国物語」で興収約1560万ドル。累計で2億4800万ドルほど稼いでおり、3億ドルは難しいにしても、2億7000万ドルは狙いたいところ。3位「キング・コング」も日本での惨状とは異なり、爆発的にではないにしろ、2億ドルオーバーは確実のヒットとなっている。そして、劇場数を1000館近く増やして、6位に順位を上げてきたのがスピルバーグ監督の問題作「ミュンヘン」。8位の「ブロークバック・マウンテン」とともに、これから3月5日のアカデミー賞発表まで、どれだけ稼げるか?
1月10日発表
(毎週火曜日アップデート) |
全国週末興行成績 2006年1月7日&8日
(全国動員集計) 興行通信社提供 |
今週
順位 |
先週 |
タイトル |
配給 |
公開劇場 |
上映
週 |
1 |
1 |
ハリー・ポッターと炎のゴブレット |
ワーナー |
丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系 |
7 |
2 |
2 |
男たちの大和/YAMATO |
東映 |
丸の内TOEI1ほか東映系 |
4 |
3 |
3 |
チキン・リトル |
ブエナビスタ |
丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系 |
3 |
4 |
4 |
Mr.&Mrs.スミス |
東和 |
日比谷スカラ座ほか東宝系 |
6 |
5 |
5 |
キング・コング |
UIP |
日劇1ほか東宝系 |
4 |
6 |
6 |
あらしのよるに |
東宝 |
日劇3ほか東宝系 |
5 |
7 |
初 |
輪廻 |
東宝 |
日劇2ほか東宝系 |
1 |
8 |
7 |
SAYURI |
ブエナビスタ/松竹 |
丸の内プラゼールほか松竹・東急系 |
5 |
9 |
8 |
ALWAYS 三丁目の夕日 |
東宝 |
銀座シネパトスほか |
10 |
10 |
9 |
劇場版超星艦隊セイザーX/劇場版甲虫王者ムシキング |
東宝 |
有楽町スバル座ほか東宝系 |
4 |
■「ハリポタ」V7。もうすぐ100億円の大台に
正月も「ハリー・ポッター」の一人相撲。他のライバルたちを寄せ付けず、もうすぐ興収100億円に達する見込みだ。シリーズ作品が4本連続して100億円到達というのは、もちろん国内史上初の快挙。ちなみに、シリーズ1作目からこの4作目までの日本国内の累計は、203+173+135+100=611億円とまさに規格外である。2位から4位の「大和」「チキン・リトル」「スミス」は団子状態で、「スミス」が息切れするかと思いきや、意外に粘っているのが予想外。そして2位グループからやや水を空けられて、「コング」「あらよる」と続いているが、ここに新たに飛びこんできたのが初登場で7位の「輪廻」。正月2弾映画のトップを切って封切りとなったが、今一歩のオープニング。最終的には興収4~5億円程度か。国内市場における凋落傾向の一方で、この「輪廻」などはアジア諸国での公開やハリウッド・リメイクが決定しており、Jホラーは海外に集金の場を移しているようだ。今週14日は、引き続き第2弾作品が続々登場する。「THE 有頂天ホテル」「プライドと偏見」「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」「スタンドアップ」……。だが、「ハリポタ」を首位から引きずり降ろすほどのパワーを持つ作品は、まだ当分現れそうもない。
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