レイルロオドなことの1日を描いた作品の2作目。
今回はレヱル・ロマネスクシリーズではお馴染みの万岡鐵道が舞台となります。研修中のトラブルとその振り返り、そして癒しがあり、というストーリーです。

作中では、何事も真面目に捉え論理的に考える、なこのキャラクターが良く表れています。中々話題にするのが難しい、様々な感情についてや死生観といったものを、彼女なりに順序立てて話してくれているので、すごく理解しやすいです。そして、マスター(あなた)への深い深い想いを感じることができます。

鉄道の走行音は楽しくて落ち着きますし、耳かきパートも良かったです。粘着綿棒もクセがあって面白いです。

本作は他作品と比べてもストーリー性の強い作品になっています。
起承転結がしっかりしていて、アクシデントを通してなこは気付きを得て、そのことをマスターに話してくれます。

ただ物語性だけでなく、なこのお喋りパートは健在。
声の抑揚こそ控えめですが、好意を隠さない なこの言葉は威力抜群。

環境音のメインとなる機関車の音はシリーズの他作品と変わらずほどよい音量で
真面目で落ち着いた声が魅力のなこのささやきがスッと耳に届きます。

レヱル・ロマネスクシリーズから、島袋美由利さん演じるレヱルロオド「なこ」が、主人公である自分と鉄道運用の研修中という一風変わったシチュエーションドラマを聴かせてくれます。

今作で聴ける「なこ」の声は控えめで抑えた演技ながら非常に耳に心地よいウィスパー気味の語り口調で、その上マジメで気立ての良さそうな人間性が伝わる声で非常に印象がいいです。

前半は鉄道メインの研修シチュエーションな事もあって、「なこ」もお仕事モードで少し堅めなマジメ口調ですが、後半はお仕事を終えて一息ついた空気の中で耳かきや添い寝トークなど、少し柔らかくなったプライベートな「なこ」の可愛い一面が見られ、そのギャップにやられること間違いありません。

レヱル・ロマネスクシリーズでのCV島袋美由利さんが演じるなこちゃんの作品なのですが、ストーリーでのなこちゃんの可愛い声とバックで流れる環境音などとても聞いてて癒される作品です。

私自身として特におすすめなトラックは4と5です。なこちゃんの静かで優しい声と耳かきの音がとても素晴らしい愛情を感じるASMRでした。

今回は島袋美由利さん演じるなこちゃんのお話でしたが、癒される部分もありながらなこちゃんが普段どんなことを考えているのかを知ることが出来る深い内容でした。
なこちゃんの抱えている感情や思考を吐露してくれるので、彼女のことをより深く知る事が出来たのと共によりなこちゃんが魅力的に見えるようになりました。
なこちゃんの内面を理解することで癒しパートがまた輝いてる作品でした。

セール期間に購入しました。あまり女性が声を当てる作品を聞いてきていないので不安でしたが楽しく聞くことができました。耳かきパート目当てで購入しましたが耳に息を吹きかけるところがあって嬉しかったです。粘着綿棒も大好きなので最高でした。
星をひとつ減らした理由は囁いたあとに少し離れてから大きめの声を出すシーンが何度かあり音量調整が難しかったからです。